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CPO レーベル~2024年8月発売新譜情報(7タイトル)

ゴマラン・ブラス・カルテット

知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。

今回はゴマラン・ブラス・クインテットによるエヴァルドの金管五重奏曲、ヴェルディ四重奏団の解散記念となるヴォーン・ウィリアムズの弦楽四重奏曲全集、ロルツィングの序曲、バレエ音楽と珍しいコンツェルトシュテュック集、ノルウェーの作曲家ボルクストレム、2曲の交響詩集などCD7タイトルがリリースされます。

エヴァルド:3つの金管五重奏曲、チェレプニン:金管五重奏曲
ゴマラン・ブラス・クインテット

【吹奏楽ファンにはおなじみ、ヴィクトル・エヴァルドの金管五重奏曲をゴマラン・ブラス・カルテットが演奏!】
ヴィクトル・エヴァルドはロシア生まれのチェロ奏者、作曲家。彼はの本業は建築技師でしたが、当時サンクトペテルブルクで音楽家たちを支援していたミトロファン・ベリャーエフを中心とした集まりである「ベリャーエフ・サークル」に属し、チェロを演奏するなどアマチュア音楽家としても活躍していました。また、もともとはコルネットを演奏していたこともあり、1912年までに3曲の金管五重奏曲を作曲しました(弦楽四重奏曲からの編曲とされる第4番もあり)。これらは金管五重奏というジャンルにおける最初期の作品であり、その演奏技術を駆使した作風が高く評価されています。とりわけ第3楽章にロシア民謡の旋律が用いられた第1番 Op. 5は現在でも演奏機会の多い作品です。アルバムにはアレクサンドル・チェレプニンが1970年に作曲した金管五重奏曲も収録、ロシア革命を逃れパリに亡命したチェレプニンの、祖国へのオマージュが詰まった陽気な作品です。
演奏は1999年、イタリアの金管楽器奏者5名によって結成されたゴマラン・ブラス・クインテット。ルネサンスから現代音楽まで幅広いレパートリー卓越したアンサンブル能力を誇り、25年以上にわたり世界中の評論家と聴衆を魅了し続けています。
(ナクソス・ジャパン)

レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):弦楽四重奏曲全集
ヴェルディ四重奏団

ヴォーン・ウィリアムズの全ての弦楽四重奏曲を収録したアルバム。演奏するヴェルディ四重奏団はヴァイオリニストのスザンネ・ラーベンシュラークを中心に1985年に創設されたアンサンブル。世界各地の音楽祭などで演奏した他、シューベルト、ブラームスや、エルンスト・トッホの弦楽四重奏曲全曲の録音などで高く評価され、30年以上にわたり活躍してきました。今回アンサンブルの解散にあたり、彼らの長年の願いであったヴォーン・ウィリアムズ作品の録音が実現。ドビュッシーの影響が色濃い第1番、最後の室内楽作品となった第2番と、民謡の素材が用いられた初期作品のハ短調の3曲で共感溢れる演奏を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)

アルベルト・ロルツィング(1801-1851):序曲集、バレエ音楽、コンツェルトシュテュック
エルンスト・タイス(指揮)、ケルン放送管弦楽団

歌劇《ロシア皇帝と船大工》で知られるアルベルト・ロルツィングはベルリン生まれの作曲家。50歳に満たない人生でしたが、数多くの舞台作品を遺しました。このアルバムにはその舞台作品の序曲の他、彼の唯一のバレエ音楽と、劇のための音楽に加え、あまり耳にすることのない2曲のコンツェルトシュテュックを収録。ホルンのためのコンツェルトシュテュックは、当時活躍していた名奏者アウグスト・ロイバーのために書かれており、ロルツィングは彼を高く評価していました。もう1曲のトランペットのためのコンツェルトシュテュックは、当時流行していた旋律を用いた楽しい作品です。
アルバムでホルンを吹くマルク・グルーバーは2016年からフランクフルト放送交響楽団のソロ奏者を務めており、ソリストとしても活躍しています。トランペット奏者のフィリップ・バーダーは1996年生まれ。ラインホルト・フリードリヒに師事、カッセル州立劇場管弦楽団やバーデン・シュターツカペレで経験を積み、現在ケルン放送管弦楽団のソロ奏者を務めるとともに、ジャズのビッグバンドのメンバーにも名を連ねる名手です。
(ナクソス・ジャパン)

一部世界初録音
ハンス・ガル(1890-1987):セレナード、ディヴェルティメント、コンツェルティーノ 他
ヤン・セーデルブルム(指揮)オストロボスニア室内管弦楽団

オーストリア生まれの作曲家ハンス・ガル。ウィーン大学で音楽学を専攻、平行してウィーン音楽アカデミー(現ウィーン国立音楽大学)で後進を指導、1919年からウィーン大学で音楽理論の講師を務めながら、いくつかの舞台作品で成功を収めました。しかし、ユダヤ系の血を引いていたため、第二次世界大戦の影が色濃くなる頃ナチスの迫害を逃れエディンバラに移住し、後半生は平穏な生涯を送りました。
ガルは終生ブラームスを崇拝し、その作品も決して後期ロマン派の作風から逸脱することはありませんでした。このアルバムには世界初録音の2曲を含む4作品を収録。どれも調性感のある美しいもので、作曲当時の不安な世界情勢や、5か月に及ぶ収容所での経験をにじませることはありません。とりわけ牧歌的な雰囲気を湛えるヴァイオリンのコンツェルティーノや、1957年の「音楽」は晩年のリヒャルト・シュトラウス作品を想起させます。
(ナクソス・ジャパン)

ヤルマル・ボルグストレム(1864-1925):交響詩集 - 思考、ゲッセマネのイエス
アイヴィン・オードラン(指揮)トロンハイム交響楽団

ヤルマル・ボルグストレムはクリスチャニア(現オスロ)で熱心な音楽愛好家の父のもとに生まれ、15歳の時にはすでにヴァイオリニストとしての優れた才能を発揮していました。オスロでヨハン・スヴェンセン、マティアス・リンデマンに師事し作曲と音楽理論を学び、2年間ライプツィヒに留学。帰国後は作曲家、教育者、批評家として活動した後、再度ライプツィヒとベルリンで13年を過ごします。1903年にノルウェーに戻り、数多くの作品を書き上げましたが第二次世界大戦後、それらのほとんどは忘れられてしまいました。しかし、21世紀になってようやく2作の歌劇をはじめとしたいくつかの作品が演奏されるようになり、注目が高まっています。このアルバムには同世代のリヒャルト・シュトラウスを思わせる大胆な「思考」と、ワーグナーの《パルジファル》を想起させる瞑想的な「ゲッセマネのイエス」、この2曲の交響詩を収録。グリーグ作品を得意とする指揮者オードランの演奏です。
(ナクソス・ジャパン)

ヨハン・アブラハム・シュミケラー(1661-1719):Musico-Instrumentalische Gemüths-Lust 器楽による心の楽しみ(2枚組)
ミヒャエル・ベーリンガー(指揮)、クリストフ・ヘッセ(指揮)ラルパ・フェスタンテ

17世紀から18世紀の作曲家ヨハン・アブラハム・シュミケラー(シュミーラーとも)。彼の生涯、活動については詳細はわかっていませんが、アウクスブルク大聖堂の聖歌隊を経て、ザルツブルク大学で法学を学んだ後、惜しくもアウクスブルク大聖堂の楽長職を逃したことがわかっています。1698年に出版された「音楽の黄道十二宮」がシュミケラーの代表作とされていますが、この「器楽による心の楽しみ」はその続編と考えられています。ここに収録されたパルティ(イタリア語でパルティータ)は、荘重なリズムで始まる序曲の後に様々な宮廷舞曲が連なる典型的なフランス風組曲。ヴァイオリン2部、ヴィオラ、チェロが各2名にヴィオローネ、リュート、チェンバロの編成から生まれるサウンドは、透明感あり、繊細さあり、思いがけない厚みも感じさせます。
(ナクソス・ジャパン)

フランツ・レハール(1870-1948):喜歌劇《この世は美しい》(2枚組)
マリウス・ブルケルト(指揮)フランツ・レハール管弦楽団、バート・イシュル・レハール祝祭合唱団

リヒテンベルクの王女エリザベートは叔母から勧められた結婚話から逃れアルプスに来ています。彼女はそこで、やはり同じく父の決めた結婚話を拒否しアルプスに来ていた若者ゲオルクと自然と恋に落ち、天候不順の山小屋で一緒に過ごすことになりますが、お互い相手の素性を知ることはありません。地上に戻ったエリザベートは、叔母に「運命の人を見つけた」と告白しますが、実はそのゲオルクこそが彼女の結婚相手。二人は「この世は美しい」ことを実感するのでした。
《メリー・ウィドウ》をはじめとした数多くのオペレッタを書き上げたフランツ・レハール。彼は後期になるに従い作風を転換し、それまでの作品と違ってほろ苦く悲しい結末を持つものが増えていきますが、この1930年の《この世は美しい》は明快なハッピーエンドで幕を閉じます。当時流行していたタンゴやフォックストロットを交えながら、全編レハールらしい美しい旋律で彩られたこの作品、とりわけ第2幕の恋人たちの場面が聴きどころです。
2023年、レハール作品を心から愛する演奏者と聴衆が集うバート・イシュル・レハール音楽祭のライヴ収録。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年07月10日 00:00