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特集:ブギ連の新作『懲役二秒』とあわせて聴きたい音楽

ブギ連

ブギ連だ!みんなに自慢しよう!

アナログ盤


CD


甲本ヒロト×内田勘太郎によるブギ連が、前作より5年ぶりとなるセカンドアルバム『懲役二秒』をリリース。本作とあわせて聴きたいブルースなどの音楽作品をピックアップ!

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ブギ連『ブギ連』


ブギるココロが連なって貴方を濃密なるブルースの世界へ誘う一枚
甲本ヒロト(ex.ブルーハーツ~ハイロウズ、クロマニヨンズ)と内田勘太郎(憂歌団)によるブルースユニット=ブギ連の衝撃的デビューアルバムは、2019年・令和のご時世にまさかのド直球なブルースをブチかます痛快作!ヒロトが歌いブルースハープが雄叫びを上げれば、内田勘太郎が引き倒すド渋なアコギ&スライドギターがうなりを上げる!あうんの呼吸で繰り出される濃密で濃厚なブルース体験をぜひ貴方も。

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憂歌団『生聞59分』


憂歌団の真骨頂!77年の名ライヴ盤
カルピス瓶製ボトルネックを駆使する内田勘太郎の洒脱なスライド・ギター、木村充揮の「天使のダミ声」ヴォーカル、花岡憲二(Ba)、島田和夫(Dr)によるスウィンギーなグルーヴを堪能できる名ライヴ盤。ブルースを探求しながらも、そのワクを軽くこえていく憂歌団ならではの魅力が存分に発揮された1枚。「パチンコ、パチンコ」のシャウトが強烈な「パチンコ~ランラン・ブルース」収録。

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V.A.『DO THE BLUES 45s! Vol.3 THE ULTIMATE BLUES 45s COLLECTION』


ザ・クロマニヨンズが目指しているドーナツ盤の音はコレダッ
甲本ヒロト氏大スイセン!ブルースの知られざるキラー・チューンを45's=ドーナツ盤シングルをソースにコンパイルした人気シリーズ第3弾!ブッ太く荒くれた、ナスティでワイルドな音質で黒人音楽を聴きたきゃやっぱり音圧サイコウのドーナツ盤に限るぜ。そんな選曲も音質も拘った至宝の逸品ここにあり。ブルース上級者はモチロン、入門編にも是非!

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V.A.『SONGS OF Ishiyan』


関西ブルースシーンが生んだ玄人ギタリストを偲ぶ豪華トリビュート作品
オリジナル・ザ・ディラン~ソー・バッド・レヴューを渡り歩き、関西ブルースシーンきっての名ギタリストとして知られた石田長生。2015年7月に62歳の若さで急逝された石やんを偲んで制作されたトリビュート作品が本作。40年以上に渡る活動で残した楽曲を、盟友Charや仲井戸麗市、 木村充揮や三宅伸治 から、金子マリや大塚まさじ、上田正樹や有山じゅんじ、押尾コータロー、山崎まさよしら、錚々たるゆかりの深いミュージシャンたちが集まり再録音。甲本ヒロトはロバート・ジョンソンのブルース伝説を歌った名曲"汚職"をワイルドにカバー。

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上田正樹/有山じゅんじ『ぼちぼちいこか』


関西アコースティックブルースを象徴する名盤
食い倒れ太郎ジャケットも有名な関西ブルースシーンを象徴する名盤!後のサウス・トゥ・サウスの盟友上田正樹と有山淳司の唯一となる連名アルバム。アコースティックなカントリー・ブルース、ラグタイムやジャグバンド・サウンドに乗せてブルージーに歌う上田正樹と、甘くチャーミングなボーカル&見事な腕前のアコギを聴かせる有山じゅんじ。金子マリもデュエット&コーラスで参加し華を添えている。名曲"梅田からナンバまで"、"俺の借金全部でなんぼや"、ボートラには関西ブルーズスタンダード"バッド・ジャンキー・ブルース"も収録。

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John Lee Hooker『ザ・グレイト・ジョン・リー・フッカー』


「ブギ連」の元となった「Boogie Chillen」収録!
"キング・オブ・ブギ"、ジョン・リー・フッカーが49~54年にモダン・レコードに残した楽曲からセレクトされた基本の1枚。怪しくも強烈なグルーヴを放つ「Boogie Chillen」や「Hoogie Boogie]などのブギに揺さぶられ、禍々しい魅力を放つ「Hobo Blues」や淫靡な「Crawling Kingsnake」等のスロー・ブルースに絡めとられること必至。唯一無二。

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Elmore James 、John Brim『フーズ・マディ・シューズ』


ボトルネック・スライド・ギターの巨人がチェスに残した名盤!
ボトルネックを滑らせながらの3連リフで後世に多大な影響を与えたエルモア・ジェームスといなたい歌い口が魅力のジョン・ブリムとのスプリット盤。ブギ連の「ブルースがなぜ」の歌詞に出てくる「The Sun Is Shining 」、「ヘビが中まで 」の参照元「Rattlesnake」などを収録し、ブギ連を語る上で避けられない名盤。シカゴの名手たちが参加した演奏も最高!

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Lightnin' Hopkins『ライトニン&ザ・ブルース~コンプリート・ヘラルド・シングルス』


稲妻一閃。ライトニンのブギもすげぇ。
テキサス・ブルースの巨人、ライトニン・ホプキンスが54年に録音したヘラルド音源全26曲を収録。ドラムス&ベースを従えエレキで震わすダーティー・ライトニンの極地。ゴキゲンな「Grandma's Boogie (Lightnin's Stomp) 」、スティーヴィー・レイ・ヴォーンにも影響を与えた「Hopkins' Sky Hop 」などインスト・ブギのカッコ良さも格別!

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James Cotton Band『ブッダ・ブルース』


ファンキー・ブギの極北! 「100%コットン」収録の3枚組。
名ハーピスト、ジェームス・コットンが、これまた名ギタリストであるマット・マーフィーらと作り上げた74年のファンク・ブルース大名盤「100%コットン」!何と言っても、ジョン・リーのブギの怪しさを怒涛のバンド・グルーヴに昇華した「Boogie Thing 」にまずは度肝を抜かれ、続く「One More Mile」でのイントロのキメに心を鷲づかみにされてしまう大傑作!

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Sleepy John Estes『スリーピー・ジョン・エスティスの伝説』


伝説のカントリー・ブルースマン。
戦前から活動するも音楽生活から身を退いていた62年に「再発見」された伝説のカントリー・ブルースマン、スリーピー・ジョン・エスティス復帰後の名盤。泣きの中にユーモアも少し感じさせるエスティスの歌、それに寄り添うハミー・ニクソンのハーモニカも枯れた風情で沁みます。ブギ連の「49号線のブルース (スリーピーとハミー) 」とはこの二人。76年の来日では憂歌団とも共演。

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Little Walter『ベスト・オブ・リトル・ウォルター』


ブルース・ハープの革新者、リトル・ウォルターの歴史的名盤。
内田勘太郎がヒロトのハープを褒める際に引き合いにも出したブルース・ハープの偉人。音のデカさ、表現力を追求した「アンプリファイド・ハープ」でチェス・レーベルを支えたリトル・ウォルターのそれまでのシングルをまとめた57年の名盤。名インスト「Juke」、フレッド・ビロウのスウィングするビートもカッコ良い「Off The Wall」、独特のエコー感に痺れる「Blue Lights」など名曲だらけ。

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掲載: 2024年07月25日 16:26