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ソフィ・ド・バルドネーシュ『フランス17、18世紀の女性作曲家たち』~リュシル・ブーランジェ、ジュスタン・テイラー共演!


[Alpha Classics 公式チャンネルより]

男性優位の音楽史に覆い隠されていた才能が、次々とその真価をあらわにする

作曲は圧倒的に男性の仕事だったかのように印象づけられてきた17~18世紀のフランスで、実は驚くほど多くの才能豊かな女性作曲家が活躍をみせていたことを瑞々しい演奏で立証するアルバムの登場です。
フランス新世代の名チェンバロ奏者ジュスタン・テイラーと共に、古楽器楽団ル・コンソートで創設メンバーの一人として共演してきたバロック・ヴァイオリン奏者ソフィ・ド・バルドネーシュを中心に、独奏から弦楽合奏まで変化に富んだ楽器の組み合わせを通じ、太陽王ルイ14世の頃からロココ文化華やぐルイ15世の時代にかけての名品群を絶妙なプログラムで紹介。
王室の要人リュリ、マレ、クープラン、ド・ラランドら男性たちの影に追いやられ、後世から忘れられていた女性たちの作曲手腕がどれほど明敏だったか、その息吹の粋をよく捉えた演奏解釈でじっくり伝えてくれます。
ソロ活動も目覚ましいヴィオラ・ダ・ガンバ奏者リュシル・ブーランジェの味わい深く流麗な低音も美しく、他の弦楽器奏者を交えてのオペラや声楽曲からの器楽部分抜粋もドラマティック。

ライナーノート(仏・英・独語/国内仕様盤は日本語訳付)にはバルドネーシュ自身のコメントに加えて的確な背景解説を収録。比較的有名なジャケ・ド・ラ・ゲルひとりで終わらない、女性の才覚に支えられていた昔日のフランスの真相に迫る好企画です。
(ナクソス・ジャパン)

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説付き]
※ 国内仕様盤解説日本語訳…白沢達生

 

【曲目】
1. アンヌ=マドレーヌ・ゲドン・ド・プレル(1687-歿年不詳〔18世紀〕):新しい趣味によるアリエット(1731)

2. エリザベート=ルイーズ・パパヴォワーヌ(1735頃-1755以降):嵐の場面(カンタティユ「二輪馬車」より)

3. ローラン嬢(生歿年不詳、1690年頃活躍):第1エール(1690)

4-10. エリザベート・ジャケ・ド・ラ・ゲル(1665-1729):ヴァイオリンとクラヴサンのためのソナタ ニ短調(1707)

11. アンヌまたはマルグリット・ボケ(生年不詳-1660以降):プレリュード ニ長調

12. フランソワ=シャルロット・ド・セヌテル、通称メヌトゥー嬢(1679-1745):ガヴォット(2声の真面目な歌)

13-18. ジャケ・ド・ラ・ゲル:ソナタ イ短調(1712)

19. ラ・ショセ夫人(生歿年不詳、1712年頃活躍):ムニュエ(メヌエット)

20. ジャケ・ド・ラ・ゲル:プレリュード イ短調(1707)

21-25. ジャケ・ド・ラ・ゲル:ヴァイオリンとクラヴサンのためのソナタ イ短調(1707)

26. デュヴァル嬢(1718頃-1775頃):ロンド(歌劇《精霊たち、または恋の諸相》より)

27. マリー=クリスティーヌ・フュメロン(1720-1756):ロンド(牧歌劇《恋の神と結婚の女神の勝利》より)

28. ローラン嬢:序曲(1690)

29. ローラン嬢:ジグ(1690)

30. タロン夫人(生歿年不詳、1695頃活躍):ムニュエ(1695)

31. デュヴァル嬢:サラバンド(歌劇《精霊たち、または恋の諸相》より)

32. デュヴァル嬢:パサカーユ(歌劇《精霊たち、または恋の諸相》より)

【演奏】
ソフィ・ド・バルドネーシュ(ヴァイオリン)
リュシル・ブーランジェ(バス・ド・ヴィオール〔=ヴィオラ・ダ・ガンバ〕)
ジュスタン・テイラー(クラヴサン〔=チェンバロ〕)

ルイーズ・エアトン(ヴァイオリン)…2、3、28、29、32
マルタ・パラモ、クレマン・バトレル=ジュナン(ヴィオラ)…3、28、29
ハンナ・ザルツェンシュタイン(チェロ)…2、3、28、29、32

【録音】
2024年2月 ドイツ教会、パリ

収録時間: 68分


[Alpha Classics 公式チャンネルより]

ソフィ・ド・バルドネーシュ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年08月22日 00:00