
マカロニ! ペパロニ! ピッツァ、フィレンツェ、長靴のかたち! ジェノヴァ、カズ・ミウ~ラ……以上がオレの知るイタリアのすべてさ。そんなオレでも盛り上がれるんだから、Gの世界は最高だ。ってことで、徐々にいろんなブツの入手が容易になってるユーロG。今回はイタリアのアルダズをお招きしたぜ。地元のロヴィーゴで活動を始めて、コンティヌオリラッソというグループを結成。USでG修行を積んでたこともあるアツい男なんだ。ちなみに妄想じゃなくてガチなインタヴューだからな!
──『Ride Till I Die』は最高さ! 今回は初の自主レーベル作品だよな?
「カリフォルニア・ファンクっていうオレとラ・モンフェのレーベルだぜ。オレらはギャングスタじゃないけど、西海岸のGファンクや昔のファンク、ソウルが大好きなんだよね。USモノにも似てるけどオリGナルさ!」
──2パックが大好きなんだって?
「ああ、『All Eyez On Me』はいまもオレにとっちゃ大傑作だし、パックはマジで最高のラッパーだ。彼はヒップホップ面でオレに最初に影響を与えてくれた人物だよ」
──ほほう、マキャヴェリズムってやつだな(←違う)。ところでスムース・スタイルズ・オブ・ライフとかUS勢とも相互にコラボしてるし、アルバムにはDJ AKも参加してるよな。AKとの曲はまさにデリシャスというかボーノというか……。
「あ? AKはヘマをやったぜ。他人のスタイルをパクるヤツは好きじゃない
──よくわからないが仲良くやれよ。
「まあ、今回の『Ride Till I Die』ではそういうヘイターやビジネス、パーティー、ラヴについて語ってる。過去最高にアダルトな味わいのアルバムだろ? Buono!さ」
──何で知ってるんだよ! で、この後は?
「CFGからラ・モンフェも出すし、それからオレのベスト盤だな。その後に出す新作の準備もしてるよ。日本のホーミーにも会いたいぜ!」

DJ AKの2008年作『Sound Of The Tube』(Gangsta Zone)