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VOLTA MASTERS

入り口の多すぎる過去作を詳解!

連載
360°
公開
2010/04/01   20:50
更新
2010/04/01   20:53
ソース
bounce 319号 (2010年3月25日発行)
テキスト
文/出嶌孝次

 

『Change』 Revolution(2008)

久石譲“いのちの名前”のリズミックなカヴァーなど、先行アナログがヒットしまくるなかで満を持して登場したファースト・アルバム。デバージの3連続カヴァーや、コモンのアレと同ネタの曲があったり、抵抗できない気持ち良さはすでに全開。

『Volta Masters At Work』 Revolution(2008)

店頭主導で大ヒットとなったリミックス・ワーク集。冒頭から〈ドラクエ〉や〈戦メリ〉使いによって大きな話題を呼んだが、ポイントは“Grateful Days”や“人間発電所”の同ネタ使いではないかと……降参するしかない。

『Nu Christmas Club Classics』 Revolution(2008)

SIERRAや黒石芽生らファミリー的な面々を従えたタワレコ限定のクリスマス曲集。クリスマスと言われてパッと思い付く曲がおおよそ収録されている。ジョン・レノン、ワム!、メル・トーメ、山下達郎、ドリカム……。

『Volta Masters At Work 2』 Revolution(2009)

ネタ選びのオモロさがエスカレートした第2集。「ガイアの夜明け」や〈ライディーン〉、サティ、ホルストを喰らえば何でも受容できるよ。KRS・ワンやオディッシーらMC陣も豪華で、ラキムと同ネタでラスコがラップとか……凄い。

『Volta Masters Piece』 ジェネオン・ユニバーサル(2010)

『Lovers』に先駆けて登場したラップ・チューン中心のアルバム。サダトXやステフ・ポケッツ、エリーシャ・ラヴァーンらが次々登場し、“残酷な天使のテーゼ”のカヴァーといった飛び道具も挿みつつ、いわゆるジャジー・ヒップホップ然とした聴き心地だ。

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