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QUEENS OF THE STONE AGE

凄腕プレイヤーの支えがあってこそQOTSAは成立しているのだ!

連載
360°
公開
2011/02/21   17:57
更新
2011/02/21   17:58
ソース
bounce 328号 (2010年12月25日発行)
テキスト
文/山口コージー

 

ジョシュばかりに目が行きがちだが、その他のメンバーについても簡単に紹介しておこう。まず、現キーボード担当のディーン・フェルティタはデッド・ウェザーの一員であり、ラカンターズやカレン・エルソンなどジャック・ホワイト関連の作品には必ずと言っていいほどクレジットされているほか、カレン・Oの手掛けたサントラ『Where The Wild Things』にも全面参加している人物。また、トロイ・ヴァン・リューウェン(ギター)も、トゥールのメイナード・ジェイムズ・キーナン率いるパーフェクト・サークルの元メンバーというキャリア組だ。

脱退組で外せないのが、ジョシュとはカイアス時代からの盟友でQOTSAの創設メンバーであるニック・オリヴェリ(ベース)だろう。知的なジョシュの佇まいとは正反対の上半身裸で暴れまくる姿は、現在もモンド・ジェネレイターで確認することができる。そして同じく初期QOTSAを支えたメンバーのなかには、マーク・ラネガン(元スクリーミング・トゥリーズ)の姿も。現在彼はイゾベル・キャンベル(元ベル・アンド・セバスチャン)とのメランコリックなコラボに力を注いでいるようだ。その他にもスレイヤー~ガンズ・アンド・ローゼズのナイスなサポートでも知られるダン・ダフやデイヴ・グロールなどなど、さまざまな凄腕がQOTSAサウンドを構築してきたのである。

 

▼関連盤を紹介。

左から、デッド・ウェザーの2010年作『Sea Of Cowards』(Third Man/Warner Bros.)、2009年のサントラ『Where The Wild Things』(Interscope)、パーフェクト・サークルの2000年作『Mer De Noms』(Virgin)、モンド・ジェネレーターの2008年作『Dead Planet』(Suburban Noize)、イゾベル・キャンベル&マーク・ラネガンの2010年作『Hawk』(V2)

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