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プラスティック トゥリーの名盤夜話(第4回)

連載
皿えもん
公開
2011/06/01   18:02
更新
2011/06/01   18:28
テキスト
文/佐藤ケンケン(Plastic Tree)

 

アーティストが各テーマに沿ったお皿(CD)を紹介する連載! プラスティック トゥリーは、メンバー4人が交代で今昔名盤夜話をお届けします。第4回の担当は佐藤ケンケン!!

 

皿えもん_プラスティック トゥリー_4

 

[ 今月の夜話盤 ] FOO FIGHTERS 『Wasting Light』 RCA

 

ドラムスの佐藤ケンケンです。

今回はあえて、いちばん最近買ったフー・ファイターズのこの皿(→)の紹介をしてみます。
ここから遡って、過去の作品に興味を持つのもアリやと思います。
先に過去のオススメを挙げると、『The Color And The Shape』『One By One』とかです。

そしてこの新作は、自宅のガレージでアナログ録音したらしく
いかにもガレージ・ロックなサウンドで、
キャッチーなメロもあり、しっかりとフーファイ節もあり、ドラムも暴れすぎず……で、
このバンドのなかでいちばんテンションが高い作品やと感じました。

ちなみに、今年はニルヴァーナの『Nevermind』から20周年。
そのドラマーとしてのデイヴ・グロールももちろん憧れやけど、
フーファイのエモいヴォーカリストとしての彼にも惚れます。
しかも! 今回はニルヴァーナのベーシスト、クリス・ノヴォゼリックも参加しとるんです。

活動休止はあったけど、年相応にレイドバックせず、
挑戦的で攻めの姿勢だからこそ、ここまでの勢いがあるのかなぁ、と、
聴いてるとアツくなってきます。
ご飯を食べててもドラムを叩きたくてウズウズしてくるくらい。

ますますフー・ファイターズ、そしてデイヴ・グロールのファンになれた一枚です。

 

 

 

PROFILE/プラスティック トゥリー

有村竜太朗(ヴォーカル)、長谷川正(ベース)、ナカヤマアキラ(ギター)、佐藤ケンケン(ドラムス)から成る4人組ロック・バンド。95年に初音 源となるミニ・アルバム『Strange fruits -奇妙な果実-』を発表し、97年にシングル“割れた窓”でメジャー・デビュー。2010年12月には有村がギラン・バレー症候群を発症するも、現在開催中の全国ツアー〈Plastic Tree ライブハウスツアー2011「アンモナイト(小)」〉にて完全復活し、4月には11枚目のアルバム『アンモナイト』(徳間ジャパン)をリリース(インタヴューはこちらから)。そして秋からは〈LIVE TOUR2011「アンモナイト(大)」〉も決定! 千秋楽はなんと、両国国技館公演です!! そんな彼らの最新情報についてはオフィシャルサイトをご覧ください。

 

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