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80KIDZのTHIS IS MY ROOTS(第6回)

連載
皿えもん
公開
2011/07/29   20:30
更新
2011/07/29   20:30
テキスト
文/Ali&(80KIDZ)

 

アーティストが各テーマに沿ったお皿(CD)を紹介する連載! 80KIDZは、Ali&とJUNが毎月交代で、90年代、2000年代作品のなかから自身のルーツとなったお気に入り盤を紹介します!!

 

皿えもん_80KIDZ_6

 

[ 今月のルーツ盤 ] A TRIBE CALLED QUEST 「A Video Anthology」 Jive

 

Ali&です。
〈THIS IS MY ROOTS〉も6回目ですね。
今回は僕が好きなHIPHOPをご紹介。

HIPHOPというジャンルを好きになったきっかけは、
ビースティ・ボーイズのLIVEをCS放送で観てから。
中学生の頃、ROCKと共にハマッてたのがHIPHOP。
僕の田舎はHIPHOPカルチャーとはまったく縁がない土地。

完全に憧れ。
というか普段の生活とはかけ離れすぎていて、
HIPHOPって超不良でかっこいいー!程度で聴きはじめました。
いま思えば相当恥ずかしいですね。

そんなきっかけからいろいろなMIXTAPEを購入して聴いたり、
CS放送をヴィデオで録画したりで情報を収集してたんです。

そんななかで出会ったのが今回お勧めする僕の大好きなグループ。
Q・ティップが所属するア・トライブ・コールド・クエストでした。

※Q・ティップを知らない方は、
ケミカル・ブラザーズの“Galvanize”に参加してる人と言えばわかるかな……。

僕の場合リリックにはまったく興味がなく、
サウンドという点からいつも聴いていました(当時、リリックも理解してたら相当好きだったはず)。
Q・ティップとファイフ・ドーグの掛け合いのMCが楽器に聴こえて楽しくなるんです。

ほんとカッコイイ。

サンプリングとかも当時は知らなかったんだけど……。
“Can Kick It ?”はルー・リードの“Walk On The Wild Side”が元ネタ、
とかも後に高校ぐらいで知る。そういったこともあり。

いまでもさまざまなシチュエーションで彼らの作品を聴いています。
ぜひ観て、当時のリアルHIPHOPを感じてほしいので、
前回に引き続き今回もあえて映像作品をチョイス!

Check The Rhime!

 

PROFILE/80KIDZ

Ali&とJUNから成る、トラックメイカー/リミキサー/DJとしてワールドワイドに活動中のユニット。2007年に結成。同年に発表し た自主制作のミックスCDや、ジャスティスをはじめとした海外アーティストとの共演で話題を集めるなか、2008年にリリースしたEP『Life Begins At Eighty』が好セールスを記録。以降はオリジナル作品の制作と並行して、国内外のリミックス・ワークも多く手掛ける。そんな外部仕事を集めた2枚目のリミックス集『THIS IS MY WORKS 02』(Kidz Rec./KSR)をリリースしたばかりの彼らは、現在フェス行脚中。明日、7月30日(土)には〈フジロック〉に登場しますよ! その他、パーティー情報などの詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。