こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

NEWS & COLUMN ニュース/記事

映画「アコースティック」 イム・スロン(2AM)インタヴュー

連載
K-POP LOVERS!
公開
2012/02/01   12:00

2AMのメンバーとして、シンガーとして、役者として……、さまざまな活動を展開中のイム・スロン。〈音〉をテーマにした映画「アコースティック」を通じてのぞかせる、〈音楽〉への熱い思いとは?

 

acoustic

 

4人組ヴォーカル・グループ、2AMのメンバーとして、リスナーの胸を打つ切ないバラードを届けてくれるイム・スロンさん。いっぽう、IUとのコラボ曲“小言”では優しい歌声で幅広い年代を魅了し、CLAZZIQUAI PROJECTのリーダー=クラジのソロ曲“How We Feel”では感情を抑えてクールなヴォーカルを響かせるなど、シンガーとしても活躍の場を広げています。エンターテイナー揃いの2AMというグループに所属し、ジャンルにとらわれることなくキャリアを重ねる彼ですが、その核にあるのは〈音楽〉への深い愛情。このたび、自身が出演し2月4日に日本公開を迎える映画「アコースティック」のインタヴューでも、音楽への熱い思いを語ってくれました。

 

映画「アコースティック」

 

――普段は歌手として活動をされていますが、俳優としてこの「アコースティック」という作品に出演を決めた理由を教えてください。

「僕は、映画に出演したのはこの作品が初めてなんですが、〈音〉や〈歌手〉に関連したテーマを扱っているという部分に、とても惹かれました。さまざまな歌手や俳優の方が出演されていますが、なかには親しい人もいるので、楽しく撮影ができると思って。それで、オファーをお受けすることにしたんです」。

――今回の映画「アコースティック」のなかでスロンさんが演じるジフが登場するのは、音が武器となり音楽が消えてしまった未来の世界ですよね。このなかでジフは、1人の少女に出会い、彼女を通じて音楽を知るわけですが、スロンさんと音楽との出会いはいつごろですか?

「初めて〈音楽をやろう!〉と思って接したのは、高校1年生のときです。スティーヴィー・ワンダーさんの“Lately”や“Ribbon In The Sky”などを通して、音楽のことをより深く考えるようになりました。あと、Mr.Childrenさんの“しるし”も、高校生のときから聴いていたのですが、日本に来るようになってから、さらによく聴くようになりました」。

――舞台挨拶のときに、「本当に音が消えてしまったら?」と聞かれて「恐ろしいことです」とおっしゃっていましたが、スロンさんにとって〈音楽〉とはどのような存在でしょうか。

「いまは、僕にとって人生の一部ですね。音楽がないと生きていけないと思いますし……、でもそれはみなさん同じなんじゃないでしょうか」。

* * *

歌手として音楽への情熱を抱きつつ、この「アコースティック」をはじめ、ドラマ「個人の趣向」にも出演するなど、表現者としてさまざまな挑戦を続けるスロンさん。演技については、〈感情を表現するという部分では、音楽と同じ〉と語り、〈人生を重ねていくにつれて、いろいろなものをやりたいと思うだろうし、見せていけると思います〉と、意欲を覗かせた彼。そこで次に伺ったのは、〈役者、イム・スロン〉としての未来です。

* * *

映画「アコースティック」

――もし、日本で映画やドラマに出演するとしたら、共演したい俳優、女優の方はいらっしゃいますか?

「具体的に考えたことはなかったんですが、〈マイウェイ 12,000キロの真実〉という映画でチャン・ドンゴンさんと一緒に出演されていたオダギリジョーさんでしょうか。オダギリさんの演技やスタイルがとても好きなので、ご一緒する機会があれば、とても光栄です」。

――女優さんではどなたかいらっしゃいますか?

「実は、あまりよく知らないんです」。

――そうなんですか。

「はい。なので、オダギリジョーさん(笑)」。

――なるほど(笑)。ちなみに、次に映画に出演するとしたら、挑戦したいジャンルはありますか?

「日本でも韓国でも大丈夫ですか?」。

――どちらでも大丈夫ですよ。

「男性らしいキャラクターを演じてみたいですね。〈マイウェイ 12,000キロの真実〉みたいなものもいいですね」。

* * *

柔らかな語り口のなかにも、男らしさや意思の強さが現れているスロンさん。そんな彼は、2AMのメンバーとして1月11日にシングル“Never let you go ~死んでも離さない~”で日本デビューを果たしたばかり。

* * *

――今回、シングル“Never let you go ~死んでも離さない~”のプロモーションで1週間ほど日本に滞在されましたよね。ハイタッチ会でファンの方と触れ合う機会も多かったと思いますが、印象に残っていることはありますか?

「僕にとって、日本での本格的な活動は初めてですから、すべてのできごとが印象深いです。韓国の場合、メインとなるのは楽曲の音源で、インターネットなどを通じて流通しているのですが、日本の場合はCDですよね。そのシステムの違いに改めて触れて、不思議だなぁと思いました。タワーレコード渋谷店に行ったときに、パネルにサインをしたり写真を撮ったりしたことも、思い出ですね」。

 

映画「アコースティック」

 

〈映画「アコースティック」 公開情報〉
2012年2月4日(土)ロードショー
東京・K’s cinema、大阪・第七藝術劇場、名古屋・シネマスコーレ 他にて
出演:シン・セギョン、イ・ジョンヒョン(CNBLUE)、カン・ミンヒョク(CNBLUE)、イム・スロン(2AM)、ペク・ジニ
監督: ユ・サンホン
オフィシャルサイト:http://acoustic-movie.com/

 

★2AMがタワーレコード渋谷店に来店したときのレポートはこちらから

RELATED POSTS関連記事