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QUANTIC & ALICE RUSSELL

アリス・ラッセルのQ&A――(2)

連載
360°
公開
2012/02/16   17:43
ソース
bounce 340号(2012年1月25日発行)
テキスト
文/轟ひろみ


Q. コンボ・バルバロって何?



A. 直訳すれば〈異邦人の集団〉ということでしょうか。地元の人たちからすればヨーロッパ人がバーバリアンじゃねえの?とも思いますが……いずれもクァンティックの録音に参加していたアルフレディト・リナレス(ピアノ)、フェルナンド・シルヴァ(ベース)、フレディ・コロラド(コンガ)といったコロンビアのミュージシャンたちの総称です。同編成ではアルバムを1枚リリースしています。

▼関連盤を紹介。

クァンティック&ヒズ・コンボ・バルバロの2009年作『Tradition In Transition』(Tru Thoughts)



Q. アリスのソロ作はあるの?



『Under The Munka Moon』 Tru Thoughts(2004)

クァンティックやTMジュークらを従えた初ソロ作。クシュティやバー・サンバの既発曲も交えてここまでのキャリア総括的な側面も持ちつつ、引き出しの多さを見せる。

 

『My Favourite Letters』 Tru Thoughts(2005)

TMを中心にツアー・バンドの面々と作り上げた初のオリジナル・アルバム。UK版ダップ・キングス……というか、ノーザン・マナーの現代解釈はこっちが上手!

 

『Under The Munka Moon II』 Tru Thoughts(2006)

ススムヨコタやナチュラル・セルフ、ニュー・トーンらの多彩すぎる曲をまとめた第2弾。冒頭のアル・クーパーのカヴァーが素晴らしい。

 

『Pot Of Gold』 Little Poppet(2008)

自主レーベルでの独立後第1弾ということで、ダイナマイト・ヴォイスをストレートに披露した開放的なサウンドになっている。ナールズ・バークレーのカヴァーもかっこいい。

 

『Pot Of Gold Remixes』 Little Poppet(2009)

上掲作のリミックス集。DJヴァディムやスクラフ、ステイトレス、新進のエミカといったニンジャ勢を軸に、ティクラーやDJデイなどなど多国籍なおもしろさ!

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