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CALVIN HARRIS 『18 Months』

ヒット山脈の頂点への道筋を辿るディスクガイド

連載
NEW OPUSコラム
公開
2012/10/31   18:00
更新
2012/10/31   18:00
ソース
bounce 349号(2012年10月25日発行)
テキスト
文/出嶌孝次


RIHANNA 『Talk That Talk』 SRP/Def Jam(2011)

カルヴィンはここで2曲をプロデュースし、よく考えるとワンフレーズを繰り返しているだけなのも凄い“We Found Love”は『18 Months』にも再収録。もう1曲の“Where Have You Been”も同系統のサウンドで自信たっぷりに攻めている。

 

DIZZEE RASCAL 『Tongue N' Cheek』 Dirtee Stank(2009)

新作中の“Here 2 China”に駆けつけているこの国民的ラッパーとカルヴィンは、互いの一段上のブレイクに貢献し合った同士。その全英No.1ヒット“Dance Wiv Me”に加え、こちらにはもう1曲カルヴィン制作の“Holiday”が収録されている。

 

EXAMPLE 『Won't Go Quality』 Data(2010)

今回“We'll Be Coming Back”に参加した人気ラッパーは、こちらの2作目に収録のポップなシンセ・ファンク“Time Machine”でカルヴィンにプロデュースを仰いでいた。なお、11月に出る彼の新作にも“We'll Be Coming Back”は収録されるようだ。

 

TINIE TEMPAH 『Disc-Overy』 Disturbing London /Parlophone(2010)

新作中の“Drinking From The Bottle”でカルヴィンと手合わせしている彼は、ラブリンスやDJフレッシュ、リタ・オラらの楽曲で成果を残す超売れっ子ラッパー。彼の次作にも“Drinking From The Bottle”はスピンオフ収録される予定。

 

ELLIE GOULDING 『Halcyon』 Polydor(2012)

足掛け3年でUSブレイクも目前の彼女は、好タイミングでカルヴィンの“I Need Your Love”に客演。独特の人懐っこさがある歌声は無機質な電子音にちょうどいい感じで寄り添うもの。同曲はこちらのニュー・アルバムにもボーナス収録されている。

 

NE-YO 『R.E.D.』 Motown/ユニバーサル(2012)

全英2位まで上昇したカルヴィンの“Let's Go”で歌うニーヨは、こちらのニュー・アルバム(のデラックス・エディション)にも同曲をボーナス・フィーチャー。もともと意欲的にダンス・トラックをやってきた人だけに、ツボを押さえた歌い回しは流石。

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