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CROSS GENE インタビュー

連載
K-POP LOVERS!
公開
2013/03/19   18:00

 


左から、CASPER、SEYOUNG、SHIN、TAKUYA、YONGSEOK、SANGMIN

 

3月13日にシングル“Shooting Star”で日本デビューを果たしたアジア・グローバル・ユニット、CROSS GENE。韓国、中国、日本と異なる文化を持つ3か国のメンバー6人で構成され、昨年韓国で発表した“La-Di Da-Di”は、座禅、空手、テコンドー、カンフーほか各国の武術などをとりいれたKENTO MORIによる振付も話題を呼んだ。

日本の映画やドラマにも多数出演経験を持つ日本人のTAKUYAをはじめ、「僕らのイケメン青果店」「ビッグ」などの韓国ドラマに登場して注目を集めたSHIN、独特で華やかさを持つ声色のSEYOUNG、艶やかなヴォーカルで魅せるYONGSEOK、鋭く胸に刺さるハイトーン・ラップを繰り出すCASPER、重厚なロー・ラップを担当するSANGMINと、異なる魅力を放つ6人は、アジアから世界へと発信する新たなアイコンとして、日々進化を遂げている。今回は、彼らがグループに合流するきっかけや好きな音楽、2013年の目標など、さまざまな話題をお伺いしました。

 

――まず、歌手になろうと思ったきっかけ、CROSS GENEに合流するきっかけをそれぞれ教えていただけますか?

TAKUYA「僕はもともと日本で活動をしていたんですが、いまから2~3年前にCROSS GENEのオーディションのお話を頂いて、自分への挑戦というか、一人で韓国に渡ってオーディションを受けて、CROSS GENEに合流することになりました。そのときは韓国語もわからないし、K-POPブームではあったけど、そんなに詳しいわけでもなくて。ひとりで韓国に行くことに、もちろん不安もありましたが、実際に行ってみたら、不安を感じる暇もないぐらいがむしゃらにやっていたので……。それでここまでくることができました」

YONGSEOK「学生時代にバンド活動をやっていて、ヴォーカルにも興味があって。そこでヴォーカルのアカデミーに通うことにしたんです。そのアカデミーを通じて、CROSS GENEのオーディションを受けました。バンドでは、オリジナル曲ではなくて、さまざまな韓国のバンドのカヴァーをやっていました」

SEYOUNG「高校時代に音楽をやっている友達がいて、その友達のライヴに招待してもらったんです。そこで友達の歌を聴いたんですが、歌を通じてお客さんと通じ合えるということに感動して。それが、僕も音楽をやろうというきっかけです」

SHIN「もともと高校時代に音楽にとても興味があって、たくさんの音楽を聴いていました。それで、直接やってみたいなと思って、一人で練習をしたりもして、オーディションを通じて合流することになりました。歌手志望ですね」

SANGMIN「中学時代にテレビで、歌手の方がステージの上でファンのみなさんとライヴを一緒に楽しむ姿を見て、僕もやってみたいなと思いました。高校時代には、ダンス・チームに所属していて、全国大会にも出場したんですよ。そこでスカウトされて、オーディションを受けることになりました」

Casper「小さいころから運動を専門にやる学校に通っていましたが、歌とダンスも好きだったんです。学校で開催された〈のど自慢〉みたいな大会があって、そこで1位になって、すごく自信がついて、歌手になりたいと思いました。中国でも芸能活動をしていたんですが、友人を通じてCROSS GENEのオーディションを受けることになり、合流しました」

 

 

――ちなみに、グループに合流した順番は……?

TAKUYA「まずSHINがいて、次がCasper、僕TAKUYAとSANGMINがほぼ同じ時期で、その後がYONGSEOK。最後がSEYOUNG、という順番ですね」

――では、SHINさんが最初にCasperさんに会われたときの印象を教えていただいていいですか?

SHIN「Casperに会ったときは、Casperが韓国にはじめて来たような時期で。そのときにCROSS GENEのオーディションを受けて、そのあと明洞に行きました。言葉はうまく通じなかったんですが、すごく面白い人だなって思いました」

Casper「僕がSHINをはじめて見たとき、彼はすごく身長も大きいし、目も大きいので、可愛いなぁっていう印象だったんです。たくさんいろんなことを話したかったんですけど、言葉が通じなくて……。でも言葉が通じなくても、いい友達になれそうだなって」

SANGMIN「僕とTAKUYAはほぼ同じ時期に合流をしていますが、彼は身長も大きくて、言葉数が少なかったんですよね。だから、少し冷たい感じもしたんですが、練習を重ねていくうちに、どんどん仲良くなって。いまは一緒にいてとても楽です。それが問題になるぐらい(笑)」

TAKUYA「SANGMINと会った当時は、韓国語もわからないし、僕も人見知りをするタイプだったので、静かな印象があったんじゃないですかね。僕から見たSANGMINの第一印象は、僕、茨城出身なんですけど、彼も地方の出身で……、そんな風にみえるなって……(笑)。垢抜けない感じというか、そういう印象でした。いつも笑っているタイプなので、笑顔が印象的ですよね」

――そして、4人がいる状態で、YONGSEOKさんが加入をするわけですが……

TAKUYA「YONGSEOKがオーディションを受けにきたとき、僕たち一緒にいたんです。4人で。僕たちが目の前にいるから、YONGSEOKが緊張していたのか、気まずかったのか、静かにしてたんですね。その印象が残ってます」

YONGSEOK「(日本語で)やさしい印象?」

TAKUYA「ん?(笑) いまは違うんですけど、クールというより、静かなタイプでした」

YONGSEOK「オーディションのときは、緊張していましたね。外国人メンバーがいるっていうのは聞いていたので、興味半分、緊張半分といった感じでした。でも、4人の誰が外国人メンバーかわからなかったんですよ。さらに、どこの国の人がいるかも知らなくて(笑)。TAKUYAは、普通に考えれば日本人なんですが、よく見てたら、韓国人に見えることもあって……。僕は学生だったし、学校には規則がありますよね。でも、TAKUYAは当時は髪型が自由な感じで、それを見て日本の人なんだなって」

――そして、最後にSEYOUNGさんが合流されて。

YONGSEOK「軍隊を除隊したことは知ってたので、緊張したんです。初めてあったときは、すごくおとなしくて」

SHIN「恥ずかしがり屋なんですよね」

 

 

――それでは、みなさん好きなアーティストを教えていただけますか?

TAKUYA「たくさんあるんですけど、日本だと、昔はバンドやアコースティックな雰囲気の楽曲が好きで、ゆずさんやRADWIMPSさんが好きでした。もちろん、最近も聴いているんですが、韓国にずっといるので、新曲とかはあまりチェックできてないんですけど……。韓国だとRa.D(ラディ)さん。プロデューサーやコンポーザーとしても活躍されている方です」

YONGSEOK「僕はMr. Childrenとか、ポルノグラフィティとか、ONE OK ROCKとか……。韓国でもバンドものをよく聴いていて。ハードなものよりもソフトなものとかロック・バラード的なもののほうが好きですね」

SEYOUNG「最近、SHINから薦められて聴いた福山雅治さんの“最愛”がお気に入りです。ミュージック・ソウルチャイルドとかスティーヴィー・ワンダーとか……そういった感じの音楽が好きです」

SHIN「僕はロックです。ハード・ロックとかヘヴィ・メタルとか。日本のバンドではONE OK ROCKが好きです。ライヴも見に行ったことあって、惚れました」

YONGSEOK「(日本語で)僕も!」

――ONE OK ROCKのライヴはみなさんで見に行かれたんですか?

YONGSEOK「はい。ONE OK ROCKのライヴはみんなで行ったんですが、ポルノグラフィティのライヴは僕一人で行きました!」

SANGMIN「僕は、ジャンル問わず音楽は聴いていますが、基本的にはアコースティック系のものが好きで。ジェイソン・ムラーズとか……。あと僕はラップを担当しているので、ジェイ・Z、カニエ・ウェスト、50セントもチェックします」

Casper「クリス・ブラウン、オマリオン、マイケル・ジャクソンが好きで。あとは、エミネム、ドレイクとか……とにかくいろんな音楽をたくさん聴いていますね。R&Bも好きですね」

 

 

――3月13日にリリースされた日本デビュー・シングル“Shooting Star”ですが、カップリングは“Solar”で、それぞれShooting Star=流れ星、Solar=太陽というタイトルですよね。

TAKUYA「実は、偶然なんです。でも、星のように輝けるグループを目指して、太陽のようにアツく……、太陽は宇宙に一つしかないので、そういった存在になれたらいいなと思いますね」

YONGSEOK「“Shooting Star”は、僕らにピッタリの曲だと思いました。さまざまなカラーをお見せできるチャンスだと思いますし」

SANGMIN「先日、仕事が終わったあとに車で移動していたら流れ星を見つけて。日本と同じように韓国も流れ星を発見するとお願いをするんです。なので、僕も〈CROSS GENEが一番になりますように〉ってお願いしました」

――“Shooting Star”の日本でのプロモーションも終盤になってきましたが、特に記憶に残っていることはありますか?

SANGMIN「大阪城が大きくて綺麗でしたね」

SHIN「みんなで新幹線にも初めて乗ったんですよ」

TAKUYA「駅弁にビックリしてましたね」

YONGSEOK「紐を引っ張ると、プシュー!!ってあったかくなるお弁当にビックリしました。韓国にはないんです。ビックリ!」

SHIN「そういえば、タワーレコードは全国のいろんなところにあるんですね。広くて驚きました」

SANGMIN「時間があれば、メンバーと一緒に東京で遊んでみたいですね」

YONGSEOK「タワーレコードで(笑)」

――ありがとうございます(笑)。では最後に。2013年のCROSS GENEの目標を教えてください。

TAKUYA「今年は日本デビューをしたので、僕たちの音楽を日本中のたくさんの人たちに知ってもらうことです。そして、“Shooting Star”が大ヒットすること。あと、今年中にツアーで全国を回れたらいいなって思います。……早いかな?(笑)」

――ツアーいいですよね。もし実現できたとして、行ってみたい場所はありますか?

YONGSEOK「(即答で)長崎!!」

TAKUYA「長崎!? ちゃんぽん?」

YONGSEOK「ラーメンはいっぱい食べるんですけど、ちゃんぽんが食べたいです! あと北海道も。スキー場みたいに雪がたくさんある場所でもライヴをやってみたいですね」

■CROSS GENE “Shooting Star”

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