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第14回――【今月のレポート盤】JEFF LYNNE 『Armchair Theatre』

〈ロッ研〉部員がレポート盤の関連作を紹介!

連載
ろっくおん!
公開
2013/04/24   00:00
ソース
bounce 354号(2013年4月25日発行)
テキスト
ディスクガイド/子安翔平、戸部伝太、生麦 温


THE STROKES 『Comedown Machine』 RCA(2013)

本作をELOっぽいと思うのは俺だけやろうか? 基本はロックンロールっちゅうのもあるし、シンセを活用してるっちゅうのもある。けど何よりジュリアンの裏声ぶりが、ジェフとケリー・グロウカットのヴォーカルを思い起こさせるんや。*子安

 

LADYHAWKE 『Anxiety』 Modular(2012)

ELOの81年作『Time』をフェイヴァリットに挙げとる彼女。よく聴くと楽曲自体は思いのほかシンプルなんやけど、煌びやかで厚みのあるシンセを纏わせることで、ダンサブルな胸キュン度を大幅アップさせとる。次作はぜひジェフにプロデュースしてもらいたい! *子安

 

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA 『Zoom』 Epic/MARQUEE(2001)

もともとはソロ作用に作っていただけあって、もっともジェフ色濃厚なELO作品ですな。実際にメンバーの参加もリチャード・タンディだけ。華麗なコーラスが散りばめられた楽曲は粒揃いで、ELO諸作のなかでも完成度の高い逸品ですよ。*戸部

 

フジファブリック 『Voyager』 ソニー(2013)

この前読んだ〈bounce WEB〉でメンバーの山内さんが本作収録の“Small World”を〈ELOビート〉的だと発言していたし、本誌の記事にもそんなことが書いてあったよ。確かにあのズンズクしたリズムとスペイシーなシンセには影響を感じちゃうね。*生麦

 

JEFF LYNNE 『Long Wave』 Frontiers(2012)

天才ソングライターにあるまじき全曲カヴァーの作品ということで、聴く前は憤っていましたが、いやはやこれが素晴らしい。ジャズやロックンロールの定番を完全にジェフ節で調理。歌い手としてもアレンジャーとしても非凡であることを証明した快作ですな。*戸部

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