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[第11回]ネバー・ストップ・ラーニング

連載
tofubeatsの棚の端まで
公開
2014/02/20   00:00
ソース
bounce 363号(2014年1月25日発行)
テキスト
文/tofubeats


夜ふかし踊る正月ディスコ勉強フロム神戸! 奇才のCD棚の端までマジ連載NOW!



あけましておめでとうございます。人生初の年またぎ仕事、同じbounceで連載をしているハマ・オカモト氏と〈お正月〉をセッションするという妙な縁も感じつつの2014年、今年もよろしくお願いします。〈棚の端まで〉なんてタイトルで連載をやっているわけですが、実際に僕らの世代の音楽の聴き方は本当にザックリしたもので、流れてくる新譜も大量で過去のアーカイヴも膨大。そこから釣り針をぼんやり垂らしていても、意外に音楽は引っかかりません。動画サイトの関係リンクやタイムラインやダッシュボードも素敵な出会いを運んでくれますが、たまには先生や先輩から勉強してみましょう。てなわけで本日はよく読んだディスクガイドでも紹介してみます。

 

1. 「Light Mellow 和モノ Special〜more 160 items〜」 金澤寿和 監修 Light Mellow Attendants 著 ラトルズ(2013)

すでに絶版になっているディスクガイド「Light Mellow 和モノ669」(2004年)が、インタヴューや内容を増補して最近復刊されていたようで、よく読んでいます。シティーポップ(と現在言われているもの)や和モノの名作がキッチリコンパイルされており、僕らみたいな右も左もわからない若者には実際バイブルとなる名著です。ここに載っている音源を聴いていると、日本の音楽には芳醇で格好良いものがなんてたくさんあるんだろう!と素直に感動します。加えてこの中にある角松敏生氏などのインタヴューの内容も素晴らしく、当時の職人たちの心意気を感じます。

 

2. 「ザ・エディット 〜エディット・ミュージック・ディスク・ガイド」 EDIT CONFERRENCE 著 Pヴァイン(2009)

タイトルにもある通り「EDIT」。古くはテープを切り貼りして、いまではPCで波形を切り刻んで、非日常を作り出す手法によって作られた音源についてまとめられた一冊。いまだに僕は自分の本業は作曲というよりかは〈編集家〉だと思っているのですが、この本に掲載されているいくつかの楽曲は本当にいまでも自分に大きな影響を及ぼしています。ギターをエフェクターに初めて通した感動や、DJがターンテーブル2台で音楽を作り出した感動と同じくらいの感動がスタジオで起きていたことを、きっと肌身で感じることができる一冊。同シリーズからは12インチ・シングルに収録されたエクステンデッド・ミックス(DJ用に曲を長くしたもの)にフォーカスした「ザ・エクステンデッド 〜80'sポップス・12インチ・シングル・コレクション」も昨年発行されていますね。

 

PROFILE/tofubeats(トーフビーツ)



90年生まれ、神戸在住のトラックメイカー。ファースト・アルバム『lost decade』のリリースに加えてメジャー・デビューという話題の続いた2013年は、lyrical school、Negicco、タルトタタン、9nine、パラ・ワン、東京パフォーマンスドール、MEG、SKY-HI、フロウ・ライダーなどのプロデュース/リミックス・ワークでも大活躍でしたね! 年明けにはdancinthruthenightsによる新井ひとみとのコラボ曲“マジ勉NOW!”や、東京女子流“Rock you!”のリミックスも収めた『Maltine Girls Wave』(avex trax)も出たばかりですよ! さらなる最新情報は〈www.tofubeats.com〉にて!

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