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SHU-I “こんなに君を好きなのにどうして?”発売記念インタビュー(前編)

連載
K-POP LOVERS!
公開
2014/06/11   18:00
テキスト
interview&text : 長澤香奈(タワーレコード)

 

 

昨年は、韓国と日本を行き来しながら活動を行ったSHU-I。ヒョンジュンの入隊を経て現在は4人で活躍する彼らが、6月18日にシングル“こんなに君を好きなのにどうして?”をリリースします。これまでの日本での経験をベースに、積極的に意見を出し合いながら、歩み続けるメンバーたちが思う変化と成長、そして新作発売、Zeppツアーまで、さまざまな話題をお伺いしました。

★後編はこちら

 

――インタビューでお話を伺うのは久しぶりなので、11月にリリースしたシングル“SO IN LUV”ぐらいから振り返っていきたいと思いますが、“SO IN LUV”は韓国での活動を経てから、日本での新作発表になりましたよね。

ジンソク「“SO IN LUV”は、昨年7月に発表した“落ち込まないで”と同じように、もともとは韓国でしか活動する予定がなかった曲なんですよ。でもファンのみなさんも聴きたがってたし、僕たちも日本のファンのみなさんと離れているから、僕たちが活動をしていることを知ってほしかったので、〈“SO IN LUV”を日本語で歌うのはどう?〉って自分たちから提案したんです。だから、最初は韓国語でレコーディングして、そのあと日本語に訳して、日本語でもレコーディングして。それで、発売することができて」

――より、自分たちの思いを反映させた活動だったっていう。

ジンソク「いまはもっと自分たちから新しいものを創り出そうとしているというか。日本デビューをして時間があまり経っていないときは、スタッフのみなさんからいろんな機会を頂いて、それをこなしていくという感じだったんですね。でも、自分たちのことは自分たちが一番知っているわけだし、活動を続けていくうちに、少しずつ意見を出していくようになって。なので、最近はメンバーの意見がどんどんと反映されている感じですね」

チャンヒョン「あと、メンバーとスタッフさんで話し合う会議がすごく多くなりました。なにかする度に打ち合わせをするんですが、僕たちも参加して。自分たちのアイデアとかもどんどん出していって」

ジンソク「以前より、自分たちでも考えながら、進んでいっていますね」

――いままでの経験があるからこそできることというか。

インソク「そうですね」

ジンソク「本当にこれまでやってきたことは、すごく大事です」

――12月にヒョンジュンさんが軍隊にいくことになって、それまで歌っていた曲のパート割とかも変わりましたよね。

ミンホ「ヒョンジュンがお休みをしている間は、ヒョンジュンのパートを責任持って歌ってます。4人の成長のベースにもなっていて、いまは(ヒョンジュンのパートを)問題なく歌っていますね。最初はちょっと心配だったんです。ヒョンジュンって声が高いし、難しいパートを担当していたから……。でもいま歌は大丈夫です。ダンスはむしろ……」

――むしろ?(笑)

チャンヒョン「うまくなったっていうか…(笑)」

ジンソク「成長しましたね(笑)。激しいダンスができるようになって(笑)」

インソク「あと、当たり前のことなんですけど、ステージに立って、自分の周りを見渡した時に、景色が違いますよね。いまはジンソクがよく見えます(笑)」

ジンソク「4人になって、PJ(ヒョンジュン)の分まで成長をしていかなくちゃいけないと思っていたら、3月の赤坂BLITZの追加公演で1人1人が何かに挑戦しようっていう話になって。そこから、カヴァー曲のアイデアが出て、本公演と内容を変えることになったんです。僕たちもチャレンジすることで、新しい景色が見えるかなって。そうしたら周りの反応も良かったし、それぞれが歌いたい曲をチョイスしたから、やりたいことを細かく入れて見せることもできたし、僕たちが考える自分たちの魅力をアピールすることができたと思います。例えば、ミンホの場合はロックに挑戦したりして。これまでにはないステージだったからファンのみなさんもギャップを感じて貰えたと思うし」

ミンホ「もともとロックは好きなんですよね。ヒョンジュンも好きなので、ロック好きのコンセプトをヒョンジュンに譲っていた部分があって(笑)。で、ヒョンジュンの流れを僕がいま受け継いで、ロック好きキャラに……」

――お一人ずつの成長の話でいくと、最近はインソクさんが日本でバラエティ番組に出たり、ミンホさんとチャンヒョンさんがミュージカルに挑戦したり、ジンソクさんは昨年映画の撮影があったり、個々の活動も活発化していますよね。ソロでいろいろやってみて、感じたことは?

ミンホ「ミュージカルって、歌はもちろん、歌詞を伝えることがすごく重要で。〈歌詞を大事にして歌う〉ということを改めて学びました。結果、歌うときの表現力が成長したかなと思ってて。いまSHU-Iの曲も、前よりももっと心を込めて歌うようにしています」

チャンヒョン「僕はミュージカルに出演してから、舞台に立つのがさらに楽しくなりました。SHU-Iとしてステージにあがるのも、回を重ねていくうちに、以前に比べるとあまり緊張をしなくなっているんですけど、僕たちのライヴのトーク部分って、ランダムでしたりもするんです。そのときもいまは自然に話せていると思うんですよね。ミュージカルは、セリフも決まっているし難しかったんですけど、回数を重ねて、どんどん慣れてきて。結果、SHU-Iとしてのライヴも、さらに楽しくできるようになったっていうか」

インソク「一人で〈世界番付〉に出ているんですけど、人の前で話すことが、僕はいまだに苦手なんだなって思ったんです。例えば、ステージの上で何百人の前で一人でしゃべるのは全然緊張しないんですけど、〈世界番付〉のスタジオで話すのは、緊張しますね。僕の前に出演していたテガンさんからは、〈インソクらしくやってね〉っていうアドバイスをもらったんですが、出演されている方やスタッフさんも日本の方が多いし、まだちょっと恥ずかしいです」

ジンソク「映画の話もありますが、僕はこの前日本語検定の二級を受けて、次は一級を目指してがんばっていこうかなって。二級は日常生活ができるぐらいなんですよ。最近時間があるとテレビを見るようにしているんですが、ニュースとか情報番組とかって、テロップで漢字がたくさんでるから、見て慣れるようにしているんです。頑張ったら一級がとれるようになるかもしれない。もちろん、ダンスも続けて頑張っていて、振り付けも考えたりしているんですよ。でも、長く活動をしていけるように日本語を頑張って……(笑)」

インソク「ニュースを見ると、日常生活ではあまり目にしないような難しい漢字もでてくるし」

ジンソク「SHU-Iのためでもあるんですけど、日本語は負けたくないですね」

チャンヒョン「頑張れ!」

ジンソク「チャンちゃんも頑張って!(笑)」

インソク「みんなで頑張ります(笑)」

 

★こんなに君を好きなのにどうして? PV

 

〈SHU-I JAPAN TOUR 2014 「やっと~Zepp ツアー~」〉
【名古屋公演】
日時/会場:6月29日(日)愛知・Zepp Nagoya
開場/開演:1回目 14:30/15:00 2回目 18:00/18:30

【大阪公演】
日時/会場:7月6日(日)Zepp Namba
開場/開演:1回目 14:30/15:00 2回目 18:00/18:30

【東京公演】
日時/会場:7月13日(日)Zepp Tokyo
開場/開演:1回目 14:30/15:00 2回目 18:00/18:30

★SHU-I オフィシャルサイト http://shu-i.info/

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