超新星のユナク、U-KISSのケビン、ジュン、TEENTOPのチョンジ、Apeaceのヨンウォン、ヨンウク、愛加あゆ、綿引さやか、松原剛志らが出演する日韓国交正常化50周年記念ミュージカル「ON AIR～夜間飛行～」が、2月5日（木）～12日（木）まで、東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演。それに先駆けて、主要キャストらが登場する制作発表記者会見が行われた。
このミュージカル「ON AIR～夜間飛行～」は、韓国のアイドル・グループのSPARKのリーダーとしてデビューし人気を博し、人気絶頂のなか入隊した主人公のジェイが、除隊後に日本で担当したラジオ番組のディレクターのアヤと、ぶつかり合いながらその絆を深める様子を描いた作品。入隊中に起こったトラブルにより訪れたSPARKの解散危機や、再結成に向けて動き出す姿などもあり、愛と夢を手にしようとするジェイの成長ドラマとなっている。〈観客参加型の新感覚ミュージカル〉ということで、ジェイが出演するラジオ番組にコメントを寄せたり、観客がステージに上がって出演者とコミュニケーションをとるようなチャンスもあるという。
ユナク（超新星）
ケビン（U-KISS）
チョンジ（TEENTOP）
この日は、トリプルキャストでジェイを務める超新星のユナク、U-KISSのケビン、TEENTOPのチョンジ、ダブルキャストでヒロインのアヤ役を務める愛加あゆ、綿引さやかに加えて、U-KISSのジュン、Apeaceのヨンウォン、松原剛志、総合プロデューサーのシン・ジョンファ、演出のソン・ジョンワンが参加。前回に続いてジェイ役を務めるユナクは、「このミュージカルは、何回見ても毎回違うストーリーを感じられる舞台だと思います。ラジオ放送で、ファンのみなさんからTwitterなどでコメントを貰ったり、お客さんと一緒にストーリーを作るような時間もあるし、SPARKのライヴでパフォーマンスを感じられる部分もあるし、昨年綿引さやかさんと共演したときはアドリブが多くて。とにかく、楽しいミュージカルです」と、その魅力を説明。韓国公演以来久々の登場となるケビンは「また〈ON AIR〉に出演することができて嬉しいです。今回日本での公演なので、本当に楽しみです。今回は全部日本語で演じるので、最初は少し心配があったんですけど、日本語の勉強も一生懸命しました。期待して下さい」、チョンジは「TEENTOPで歌手として活動をしていますので、歌手としては自信がありますが、ミュージカルは挑戦です。ほかのキャストのみなさんもすごく親切で稽古も何の問題もなくスムーズに行っていて、とても光栄です」とそれぞれ意気込みを語った。
愛加あゆ
ジュン（U-KISS）
ヨンウォン（Apeace）
宝塚歌劇団退団後初のミュージカルとなる愛加あゆは、「これまでは女性の方とずっとお芝居をしていたので、どうなるんだろうと自分自身もわからなかったんですが、実際に宝塚の舞台のときも、舞台に上がった時は、（相手の方を）男性としてお芝居をしていたので、何の迷いもなくお芝居には取り掛かれています。本物の男性の方はすごくたくましくて、男らしくて、毎日新鮮で、みなさん本当に優しくて、すばらしいスタッフとキャストの方に見守られながらできる環境に感謝しています」とコメント。また、初のミュージカル出演ながら、演出のソン・ジョンワンより「今回すべての出演者のなかで一番ミュージカル俳優としての素質を持っているな、という発見の多かった」と言われたU-KISSのジュンは、「今回のミュージカルが、僕にとってはチャレンジですが、ケビンさんの足をひっぱらないように、頑張ります!!」とガッツポーズを見せ、会場を和ませた。そして、同じく演出家より「音楽的な才能が素晴らしいです。とても声が甘美ですばらしく、表現力も豊か」と言われたApeaceのヨンウォンは、拠点として活動をしている日本を離れ韓国で練習していたので、他のApeaceメンバーとあまり連絡が取れなかったことに触れながらも、「メンバーが後ろで支えてくれていると思って、メンバーの分まで頑張りたいと思います。僕の役はジェイさんのライバルのケルビンです。主役に負けないように頑張りたいと思います。ミュージカル〈ON AIR〉も楽しみにしていてください」と語った。
綿引さやか
松原剛志
そして、前回に続きアヤを演じる綿引さやかとジェイ役キャストとのアドリブや、さまざまな役で登場する松原剛志が、舞台と観客を繋いでいく様子など、とにかく見どころ満載のミュージカル「ON AIR～夜間飛行～」。記者会見の中盤では、愛加あゆが3人のジェイ役キャストの魅力を語ったり、ユナクがヨンウォンに質問をしたりと、チームの仲の良さが伺える場面もあり、どのような作品となるのか気になるところ。さらに、記者会見の前には、ジェイ役を務めるユナク（超新星）とアヤ役の愛加あゆによる、劇中歌“最初で最後”が披露された。この曲は、「ジェイとアヤが互いを強く思いながらも、いろいろな葛藤のなか別れなければいけない、そんな切ない気持ちを込めた曲」とのことで、冒頭ユナクは韓国語、愛加あゆは日本語の歌詞からスタートし、個々の思いが交差する2人のパートも切ない仕上がり。本番では、ストーリーの展開も相まって、さらに美しく響き渡ることだろう。
ミュージカル「ON AIR～夜間飛行～」は、2月5日（木）～12日（木）まで、東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演。キャストやチケットの詳細は、公式サイトでチェックを!
〈日韓国交正常化50周年記念 ミュージカル「ON AIR～夜間飛行～」〉
【公演日程】 2015年2月5日（木）～2月12日（木）全16回公演
【劇場】 六本木ブルーシアター（東京都港区六本木5-11-12）
【公演に関するお問い合わせ】 東京音協 TEL：03-5774-3030（平日10：00-17：30）
公式ブログ：http://ameblo.jp/onair-jp/
