こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

NEWS & COLUMN ニュース/記事

N.Flying、日本メジャーデビューシングル“Knock Knock”発売記念インタビュー

連載
K-POP LOVERS!
公開
2016/02/09   12:00

 

 

2月10日にシングル“Knock Knock”で日本メジャー・デビューを果たす、韓国出身の4人組ロック・バンド、N.Flyingのスペシャル・インタビューが到着! 事務所の先輩であるFTISLANDやCNBLUEとのエピソードや、日本での目標など、さまざまな話題をお伺いしています。

 

――過去にFTISLANDやCNBLUEのライヴのオープニング・アクトを務めたことも話題になりましたが、先輩たちのステージから学んだこと、いまの自分達のステージで活かしていることがあれば教えてください。また、先輩たちからなにかアドバイスされたことはありますか?

スンヒョプ「先輩のステージを見ながら、ファンの皆さんとコミュニケーションをとる方法、そしてどうしたらファンの皆さんが喜んでくれるのかを、ステージを見ながらたくさん学びました。N.Flyingだけの色を生かしてステージに挑みたいです」

グァンジン「FTISLAND先輩、CNBLUE先輩のコンサートでオープニング・アクトを務めたとき、僕たちはそれほど大きなステージに立ったことがなかったので、〈失敗しないように、うまくやらなきゃ〉という思いに捕らわれていたんです。その時印象的だったのは先輩たちが自分たちの音楽を楽しんでいる姿、ステージを圧倒するだけの存在感の大きさでした。本気で音楽を楽しんでいる先輩たちの姿が本当にかっこよくて。特にステージに上がる前に言われた「ステージに上がったら、お前たちが主人公。オープニングだってことを考えずにやってこい。僕たちのファンを奪っていっても構わないから、みんなが楽しめるステージを作ってこい」という言葉を今でも大切にしています。素敵な先輩たちの傍で学びながら、音楽活動ができることを、本当に感謝しています」

チャ・フン「先輩を見ながらすごく大きな衝撃を受けました。FTISLAND先輩からは、メンバー同士のチームワークがどれだけ大事なものなのかを教えていただきましたし、CNBLUE先輩からはそれぞれのポジションでどんなステージを作り上げることができるのかを教えてもらいました。バンドとして学ぶ点が本当にたくさんあり、そんな素敵なグループの後輩だということがとても幸せですし、感謝しています。一番記憶に残っているアドバイスは、FTISLANDのホンギ先輩から〈包装紙が破けても、中身のしっかりした実力のあるバンドになれ〉と言われたこと。この言葉をいつも胸に大切にしています」

ジェヒョン「先輩たちのライブのオープニングに立っていなかったら、大きな成果や成長はできなかったです。先輩たちのそのアドバイスやフィードバッグのおかげで、僕たちは成長でき、たくさんのことを得ることができたと思います」

 

――韓国のインタビューで、以前日本で活動されていたときに、メンバーとたくさん喧嘩をしたという記事があがっていたと思うのですが、そのときの原因はなんでしょうか?

スンヒョプ「喧嘩と言うと少し大げさな感じですけど(笑)、ちょっとしたコミュニケーションのミスから生まれたものだったと思います。僕が方言の強い地方の出身なので、それでメンバーが誤解したのかもしれないです」

グァンジン「日本で活動をしているときは、メンバー同士が円滑にコミュニケーションをとる方法を模索していた時期で。バンドなので、曲を合わせていく過程でお互いに考えを尊重していなきゃいけなかったのに、一番年上のメンバーとして弟たちへの配慮が足りなかったのかもしれないですね。お互いの考えを伝え、広い心で気持ちを伝える過程だったから……。そんな時期があったからこそ、今のN.Flyingがあるんだと思います。今では目を見るだけでもよくわかるほど、仲がいいんです(笑)」

チャ・フン「今考えてみると家族ならよくある兄弟喧嘩程度だったのかもしれません。なんで喧嘩したのか思い出せないほどなので、本当に些細なことだったかも(笑)」

ジェヒョン「僕たちN.Flyingは全員違う地域出身なんです。リーダーのスンヒョプさんは慶尚道(キョンサンド)出身、ベースのグァンジンさんはソウル、僕とチャ・フンさんは京畿道(キョンギド)出身なんです。あまりにもタイプが違う4人だったので、お互いの性格を模索している時期だったと思うんです。より良い音楽を作るためには、気持ちを一つにして思ったことを伝えないといけないと思ったので、いろんな話をするようにしたんです」

 

――作詞や作曲をするメンバーもいらっしゃいますが、どのような方法で制作していますか?またどんなシチュエーションで歌詞を考えていますか?

スンヒョプ「メンバーたちが曲を書いてくれたら、それに似合うメロディーと歌詞をノートに書いたり、コンピューターで作業したりと、いつも制作の方法は異なります。人って寝る直前に一番感受性が豊かになるっていいますよね。その時に考えることが多いです。作曲も思いついたタイミングで作ることもありますが、この曲を聴いた時、聴いた人たちは気に入ってくれるかな……?とよく考えます」

グァンジン「何かを決めて作曲するということよりも、今の僕の状況や生活の中で感じる小さなことを表現するタイプなんです。あとはシャワーを浴びている時や一人で歩く時によく思いつきますね。最近ではN.Flyingが音楽的に進んでいくべき方向性についてたくさん考えます。そして、そんな想いのこもった曲を作ることが多いですね」

チャ・フン「僕はいつも寝る直前に思いつくタイプなんです。なので、ちょっと大変なんです……。0.000001秒だけ目を閉じていればすぐに眠れる状況なのに、頭の中では音楽と〈なんでいつもこのタイミングなんだ!〉っていう思いが共存していて……。自分と葛藤した末に、結局会社に行って作曲を始めます(笑)。作曲のスタイルは、まずはドラムを先に決めて残りの楽器をすべてレコーディングするタイプです。パソコンを使うより、直接録音するほうが楽なんです」

 

―今後挑戦してみたいジャンルや、曲調はありますか?

スンヒョプ「次は絶対にこれ!というジャンルを決めているわけではないんです。僕が好きなもの、そしてやりたいことっていつも違っていて、そのたびに違った音楽を作っていっている気がします」

グァンジン「ジャンルの違った音楽をすべてやってみたいです。N.Flyingの4人全員ができる音楽にはすべて挑戦したいですね」

チャ・フン「最近聞いている音楽の幅が本当に広くなっているので、できるならばいろんなジャンルの音楽をやりたいです!」

ジェヒョン「いろんなジャンルの音楽をやってみたいです。まだ経験したことのない音楽の世界があまりにも広くて、早くなんでも経験してみたいです!」

 

―自分達が考える、他のグループにはない、N.Flyingだけの特別な魅力はなんだと思いますか?

スンヒョプ「そのことについて、たくさん話し合いをしたんです。N.Flyingだけの魅力や、僕たちの音楽に対するアイデンティティー…たくさんのことを考えている段階だと思います。今はまだ明確に答えを出すことができないですが、一つ確実なのはいい音楽をやっていきたい、それが一番大きいですね」

グァンジン「言葉で表現するのが難しい質問ですよね……(笑)。6年という短くはない時間、お互いに一緒に生活しながら作ることができる、N.Flyingだけの雰囲気があると思います。バンドだから作ることができるお互いの調和みたいなもの…ですかね。僕たちの音楽を聴きながら、その魅力を肌で直接感じてもらえれば大丈夫です!」

チャ・フン「やっぱりバンドでありながらヒップホップという要素が加えられているので、他のグループと比べるとよりオリジナリティーがあると思うんです」

ジェヒョン「僕たちはバンドグループなので、いつも同じ音楽をお聞かせするのではなく、4人で作るサウンドがヴァラエティに富んでいることが、僕たちの魅力だと思います」

 

――好きなバンド(或いは影響を受けた)について、日本と洋楽(欧米)グループであれば教えてください。

スンヒョプ「日本で好きなバンドはLyu:Lyuです。本当にかっこいいと思います」

グァンジン「BON JOVIを聴いて音楽を始めました。その後はMR.BIGや、Daughtry, RATM(Rage Against The Machine), Limp Bizkitの音楽を聴いて、たくさん影響を受けています」

チャ・フン「 Guns N` RosesのギタリストSlashと、ALTER BRIDGEとCREEDのギタリストMark Tremontiが、僕のロールモデルなんです。彼らが僕にギターを持たせたんです(笑)」

ジェヒョン「影響を受けたバンドというよりも、影響を受けた人はいますね。それが実の姉であるRainbowのジェギョンさんです。僕が音楽というものを初めて知ることになったきっかけが彼女なんです。それから幼いころから大きな夢を追う姉を見て、かっこいいなって思っていたんです。なので僕も音楽をやってみよう!って思うようになりました」

 

――日本デビューが決まりましたが、次の新たな目標は何でしょうか?

スンヒョプ「これからの新しい目標は、覚えてもらえるような声になることですね」

グァンジン「日本メジャー・デビュー曲“Knock Knock”という曲は、N.Flyingが僕たちの音楽で日本をノックする、という意味が込められています。メンバーたちとのいい思い出がある日本で、この曲に込められた思いをそのままに、僕たちだけの色がより鮮明になるような音楽でファンの皆さんとコミュニケーションをとるというのが僕たちの目標です」

チャ・フン「インディーズ時代に、オリコンインディーランキングで2位を取ったので、次は1位を取りたいですね!」

ジェヒョン「目標を新しく決めるよりも、現在の目標に集中しようと思います。親近感がわいて、リラックスできるN.Flyingだけの音楽をやることです。誰が聞いてもリラックスして僕たちの音楽を楽しんでいただけるようになることが僕たちの目標です」

RELATED POSTS関連記事