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2016 NU'EST LIVE「SHOWTIME4」 @ 恵比寿ガーデンホール(2016年5月3日)

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K-POP LOVERS!
公開
2016/05/17   18:30

 

 

NU’ESTが毎年韓国デビュー時期に日本で開催するライヴ〈SHOWTIME〉が、4回目を迎えた。日本デビューを経て昨年春に〈SHOWTIME3〉は、数曲のブロックごとのまとまりやつながりを意識したステージ、同年秋の〈NU'EST Japan Tour 2015~Bridge the World~〉は、のちに発売となった同名アルバムの楽曲をプロジェクション・マッピングやポップな演出で魅せていく仕様になっていたのに対して、今回の〈SHOWTIME4〉は、映像は一切使わず、韓国最新作『Q is.』の世界観をパフォーマンスで表現していくという、挑戦に溢れたものとなった。

 

 

ライヴ前に行われた記者会見で、JRが語った「『Q is.』はファンのみなさんに話したいことを歌詞にして、僕たちの気持ちを込めました」という話、そしてアルバム自体の神秘的なコンセプトは、今回の舞台の鍵となっている部分だ。舞台中央に置かれた木をモチーフにした白のオブジェや、開演直前に霧に包まれながら、突然客席を歩き出した黒装束の男たちの登場で、これまでのライヴとは明らかに違う空気が漂い始める。風の音が響く会場内で、観客自身が怪しげな森に迷い込んだような錯覚に陥っていると、『Q is.』と同じく“Lost & Found”でライヴの幕があがった。客席サイドに作られたミニ・ステージにいる男が黒いマントを外すと、その正体はミンヒョンとレンであり、続いてメイン・ステージには、アロン、ベクホ、JRが登場。予想外とも言える演出、立体的なステージ構成は、まるでミュージカルを見ているような感覚になった。

 

 

そこからは、韓国カムバック曲となった“Overcome”はもちろん、これまでライヴでも何度も披露してきた“Action”“Beautiful Ghost”はダンスがより美しく、クォリティが抜群に上がっていたし、日本の楽曲をメインとした中盤パートは、これまでのステージでも観客を沸かせた“Beautiful Solo”の新ダンスのレクチャーをはじめ、客席と一緒に盛り上がろう!という気持ちが伝わってくる構成だった。オリエンタルラジオ率いるRADIOFISHの“PARFECT HUMAN”のカヴァー(中田氏のパートはこの日はレンが、藤森氏のラップはなんとミンヒョンが担当。バック・ダンサーのシンさんとのすけさんがRADIOFISHのダンサーとしても活動していることから、挑戦することになったんだとか)、バイオリンとチェロ、ベクホのピアノでスタートする“ヨボセヨ”、前回の〈Bridge the World〉の追加公演で挑戦した、バイオリンの音に合わせてのJRのソロ・ダンスなど、場面を繋ぐナレーションをメンバー自身が担当しながら、映像を挟むことなく進んでいく。

 

 

本編のラストを飾った“Onekis2”の前に、流れた「そう、女王は君だよ」というナレーション。『Q is.』のリード曲 “女王の騎士(OVERCOME)”は、女王を守る騎士の気持ちを表現した楽曲であり、彼らが騎士となり戦ってまで守りたいと願った〈女王=君〉は、自分たちの音楽に耳を傾け、応援をしてくれるファンのこと。その気持ちを改めて告げ5人が歌った“Onekis2”は、CDで聴く以上に優しく美しく会場に響いた。歌唱終了後、ナレーションを挟み本編が終わったとき客席がザワザワとしていたことも、印象的だった。

 

 

アンコールでは、チェロとバイオリンの音に乗せて歌った“雨のち永遠”、メンバーが客席に降りて通路を練り歩く“Not Over You”、圧倒的なパフォーマンス力で魅せた“Face”、本編でも盛り上がった“Beautiful Solo”と、ヴァラエティに富んだ4曲を披露。本編もアンコールも、客席とコミュニケーションをとりながら、流暢な日本語でMCをしていくなか、「いままでのコンサートの中で、このコンサートが一番だと思います。今回本当に嬉しいです」と語ったJRをはじめ、メンバーそれぞれが、スタッフ、ファンそれぞれに感謝の気持ちを伝えていく。ライヴを客席と一緒になって創り上げていくという部分に加えて、神秘的で優しい『Q is.』のコンセプチュアルな世界観を、過去の楽曲や日本オリジナル曲を上手く配置して見事に表現した今回のステージは、「ファンに届けたい想い」が随所に散りばめられた、素晴らしいライヴだった。

 









 

 

〈セットリスト〉
M1. Lost & Found
M2. Overcome
M3. Action
M4. Beautiful Ghost
M5. VVITH
M6. Emotion
M7. Beautiful Solo
M8. JAPANメドレー (Cherry、Sandy、Hey Love)
M9. Let's go Crazy!
M10. Access to You
M11. PERFECT HUMAN
M12. JR Dance
M13. ヨボセヨ
M14. NA.NA.NA.涙
M15. Good Bye Bye
M16. Onekis2 

Encore
M17. 雨のち永遠
M18. Not Over You
M19. FACE
M20. Beautiful Solo

撮影:山本宏樹 

 

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