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タワー・クリエイティブ・アカデミー連載 #4 講師を紹介します!【伊藤涼氏編】

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TOWER CREATIVE ACADEMY
連載
TOWER CREATIVE ACADEMY
公開
2018/06/14   12:00

こんにちは!TOWER CREATIVE ACADEMYの連載第四回目です。
前回は、現在募集中の2講座、『オンラインツール活用による作曲法』と『TouchDesigner(入門編)』のオーガナイザーを務めていただきます、音楽プロデューサーの山口哲一氏ついてご紹介いたしました(詳細はこちら)。

今回は『オンラインツール活用による作曲法』の講師を務めていただきます、音楽プロデューサー、コーライトソングライターとして活躍されている伊藤涼氏についてご紹介いたします。
(講座の詳細は過去の連載こちらをご覧ください。)

まずはプロフィールを!

伊藤涼

音楽プロデューサー、コーライトソングライター
千葉県生まれ。2001年にアメリカ、マサチューセッツ州ボストンのBerklee College of Music卒業。帰国後、ジャニーズ事務所が運営するレコード会社Johnny’s Entertainmentに入社。近藤真彦、少年隊、Kinki Kidsの音楽ディレクターを経て、2004年にデビューしたNEWSのプロデューサーになる。2005年には修二と彰の『青春アミーゴ』をミリオンセラーに導き、その後も山下智久のソロシングル『抱いてセニョリータ』のヒット、TEGOMASSをジャニーズ初の海外デビューや、タイの兄弟ユニットGolf & Mikeの日本デビューを仕掛けた。
2009年6月にJohnny’s Entertainmentを退社し、同年7月に株式会社マゴノダイマデ・プロダクションを設立。音楽に関する企画運営をしながら、フリーのプロデューサー・作家としても活動する。
ソングライターとして、乃木坂46「走れ!Bicycle」AKB48「ここにいたこと」安室奈美恵「Hope」などの作品がある。
海外作家と日本人作家のコーライティングを広めた経験を敷衍し、日本におけるコーライティングムーブメントの仕掛け人となった。コーライトを武器にビルボードチャートを席巻したスウェーデン作曲家を彷彿させる活動ぶりから、日本のマックス・マーティンとも称される。
著書に『作詞力』『とびきり愛される女性になる。 恋愛ソングから学ぶ魔法のフレーズ』がある。




伊藤涼氏からのメッセージをご紹介いたします!

作曲家たちが共作するコーライティングはすでに日本でもブームとなっていますが、アメリカのビルボードのトップチャートを賑わすポップミュージックも当然のようにコーライティングによるものが多いです。皆さんもご存じのジャスティン・ビーバー、ケイティ・ペリー、アリアナ・グランデなどの楽曲のほとんどがコーライティングによるものです。そして、そのコーライティングの流れから生まれてきたスターが、ブルーノ・マーズ、メーガン・トレイラーのようにソングライターとして楽曲を提供しながら、自らもアーティストとして大成功を収めた人たち。彼らはコーライティングという環境を上手く使って、自分の作品をアーティストに提供しながら、自身のアーティスト・シンガーソングライターとしてのプロモーションにも成功したと言えます。そして、いまL.Aに行くと世界中からそのチャンスを掴もうとソングライター・トラックメイカー・DJ・プロデューサーが集まってきています。その中でも特に目立つがシンガーソングライターです。彼らはトップライナー、作詞家、デモシンガーとして、その才能をコーライティングに生かし、虎視眈々とアーティストとしての成功を狙っています。もちろん、そこで培った人脈を生かして、フーチャリングシンガーなどで大成功したシンガーたちも多い。もちろんDJやプロデューサーにとっても、才能あるシンガーと出会うことが成功の鍵なのです。今や、音楽は人とのつながりで生まれ、そして広がっていっています。


では日本のシンガーたちはどうでしょうか?見渡してみても、まだまだ世界の波になっているとは言えません。なぜなら、どうにかひとりで成し遂げようとしているからではないでしょうか?自分で作って、自分でパフォーマンスして、レコード会社が見つけてくれるのを待っている。自分ですべての作業をすること、レコード会社からのデビューがきっかけになること、もちろん悪いことではありません。ただ、今求められるものは2年も3年も育成期間の要するアーティストではありません。既にクオリティが高い楽曲とそのデモ音源をもち、完成されたアーティスト像をもってライブをできていることです。アメリカのクリエイターたちが実践していることからわかるように、それらを作るために必要なのがコーライティングなのです。制作環境、ハイクオリティな音源、ケミストリー、出逢い、客観的な視点、コネクション。そしてコーライティングこそ、それぞれのクリエイティビティを成長させる最高の方法だと、今までの経験から言えます。


自分の夢のために、ぜひコーライティングを活用する。その一歩を踏み出してください。お待ちしています!
 
伊藤涼




 

オンラインツール活用による作曲法(コーライティング)全2回

【講座概要】
コーライティング(Co-Writing)とは、欧米では広く取り入れている作曲法です。日本でもプロの作曲家を中心に徐々に広まってきています。本講座は、日本におけるコーライティングの元祖的な存在である、山口哲一氏、伊藤涼氏の2人が、ハンズオン型のワークショップを行います。プロ作曲家が持つコーライティングのマインドセットと手法をシンガーソングライター、バンドマン、DTMerなど問わず、インディーズで音楽活動をしている音楽家に伝授する画期的な講座です。
・コーライティングのマインドセットとスキルを身に付けるセミナー
・3〜5人で1チームとなり、目標を定めでコーライティングを行う。約1ヶ月間、講師からオンラインでのアドバイスも受けながら、1曲のデモを完成させます
・デモ試聴会で最優秀と認められたチームは、年間グランプリ作品にエントリーされ、本アカデミーからのサポートも検討

【開催日時(7月期)】
●第1回目 2018年7月1日(日曜日)13:00~15:30
●第2回目 2018年8月5日(日曜日)12:30~14:00
【会場】NAKANO ICTCO【一般社団法人 中野区産業振興推進機構】
東京都中野区中野4-10-1 NAKANO CENTRAL PARK EAST 1F

【受講料】9,000円(税込)
【定員】36人(最小催行人数有り  24人にて開講)

主催:タワー・クリエイティブ・アカデミー(タワーレコード株式会社)
運営協力:東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ株式会社(TCPL)
企画協力:株式会社クレオフーガ

詳細 / 申込み:https://tcpl.jp/archives/3437

東京コンテンツプロデューサーズ・ラボのサイトへ遷移します。


TouchDesigner (入門編)全6回

【講座概要】
TouchDesigner(タッチデザイナー)とは、カナダのDerivative社が開発した、プロジェクションマッピングやメディアアート、VJ用コントローラーまで、様々な映像や音に関するシステムを簡単に組み上げることができるオーディオビジュアルツール。 タワー・クリエイティブ・アカデミーでは定期講座としては日本初のタッチデザイナー講座を開講。本講座では、座学でのタッチデザイナーの活用方法や事例を学ぶことからスタートし、その後は実際にタッチデザイナーを操作しながら、基本的な操作方法を習得していく。VJとしてフェスやライブにも参加するクリエイティブ・テクノロジストの川村健一氏、美術館やアートフェス、スポーツイベントなど、多方面でビジュアルプロデューサーを務めるTouchDesignerのエヴァンジェリスト・松山周平氏を講師に迎え開講する。

【開催日時】
2018年9月6日(木)~2018年10月11日(木)毎週木曜/19:15~20:45
【会場】東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ株式会社
東京都新宿区下落合1-1-8(東京アニメーションカレッジ専門学校2F)
https://tcpl.jp/about/access.html

【受講料】29,000円(税込 / 全6回)
【定員】30人(最小催行人数有り  10人にて開講)

主催:タワー・クリエイティブ・アカデミー(タワーレコード株式会社)
運営協力:東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ株式会社(TCPL)

詳細 / 申込みhttps://tcpl.jp/archives/3472
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