1946年6月、名古屋市内桜山の東海教会を拠点として創立（名称の由来となる）。合唱を愛する一般社会人による男声合唱団として名古屋を中心に活動を続け、1952年に第1回定期演奏会を開催して以来、2002年で45回を数える。1960年代には全日本合唱コンクール全国大会での連続優勝や、多くの委嘱作品を世に出すなど、第一次の黄金期を築いたが、その後には分裂の危機が訪れたこともあった。1990年からは、常任指揮者制を廃し、その年の企画に従って指揮者を起用するというスタイルをとるようになった。この過程で作曲家高田三郎との出会いがあり、豊かで深い音楽性に感化され、正統な高田音楽の継承と普及に努めている。一方、松原千振の指導のもと北欧の合唱音楽にも精力的に取り組んでおり、1997年と2001年に2回にわたり、北欧演奏旅行を行っている。
2012/08/30 (2012/08/30更新) (CDジャーナル)
