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トップ > Salle Gaveauヨーロッパ・ツアー日記(10/2)

カテゴリ : intoxicate records  salle gaveau europe tour 2010 

掲載: 2010年10月04日 11:00

更新: 2018年08月07日 04:53

文/  小林

Offenburgからヴァイオリンの喜多がお届けいたします!

ヴァイオリンの喜多直毅です。

昨日のEinbeckも中世の香り漂うラヴリーな街でしたが、本日の訪問先、Offenburgも古い建物の多い美しい街。

残念なのはこうした趣のある街をゆっくり散策したり、カフェで寛ぐ時間のない事。
夕方ホテルにチェックイン、部屋に大きい荷物を残し直ぐさまライヴハウスへ直行…と言うのがいつものパターンです。
でも僕らは観光に来ているんじゃないんだから、仕方ないですよね〜。
せめて演奏会場への道すがら、美しい町並み&現地のブロンドガールズを眺めて楽しみます。

ブロンドガールはおろか、人っ子一人いない裏通りをひたすら歩く者共…。
今日の演奏会場はSpitalkellerと言う地下のライヴハウス。

白木の小型アップライトピアノが可愛いです。
肝心の音は如何に!?
林君の入念なチェックが始まりました。

サウンドチェック中、ライヴハウスのオーナーと思しき男性が愛犬を連れて登場。
佐藤君&鳥越君が巧みな犬語会話によって早速手懐けてしまいました。

やたら犬に好かれる人っていますよね。
恐らく前世は犬だったのでしょう。
※ちなみに僕はどちらかと言うと猫にジッと睨まれるタイプ、好かれたり懐かれるのではなく…。

演奏前の腹ごしらえはライヴハウスの近所のドイツレストランにて。
分厚いステーキや極太ロングソーセージ等、動物性蛋白質を摂取しまくりました。
ライヴハウスのスタッフの方も一緒だったのですが、「余りにも貧乏で、こんな肉、滅多に口に出来ないんですよ」と言ったら笑われました。

毎日同じ事を書いて申し訳ないのですが…、今夜の演奏も楽しんで頂けた様子。
CDも沢山売れました。
売上金(ユーロ札)を見るとお金に頬擦りしたくなります。
でも僕の懐には入らないんですよね…。
残念です。

MCでの鬼怒Englishはツアー開始以来、崩壊の一途を辿っています。もう殆どテレパシーで話している様な状態ですが、言わんとしている事はちゃんとお客さんに伝わっているから不思議。凄いですね。

お店のスタッフの方だと思うのですが、CDの販売をして下さった男性が海賊そっくりでした。終演後、林君が彼に「立派なおヒゲですね」、「どの位剃らないとそんなに長く伸びるんですか?」と訊いていました。
林君も海賊の様な風貌を目指しているのでしょうか?

ライヴ会場を出る前に皆で記念撮影。
この写真が数十年後、思い出の一枚になる訳ですね。

タイトルを付けるとすれば『あの頃、僕らは若かった…』でしょうか。
それぞれ、どんな風に歳を重ねて行くのやら…。
何故か鳥越君だけは幾つになっても余り変わらない様な気がします。
何はともあれ、これからもずっと一緒に演奏して行けたら良いですね。