こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

トップ > SING FOR DARFUR と AFRICAN JAG とポスト京都

カテゴリ : News / Topic 

掲載: 2009年05月26日 00:20

更新: 2009年05月26日 00:20

文/  班長



ちょっと前にもご紹介したこの秋公開予定の映画"SING FOR DARFUR"の試写会が今週予定されていたのですが、どうしても都合でいけそうになくなり、お願いして週末に見ることが出来ました。想像していた物とはちょっと違っていましたが、映像がテンポもよくスタイリッシュで、どんどん引き込まれていく感じ?というんでしょうか、映画評とか良くわからないので。



スペインのバルセロナでDARFURの大規模チャリティコンサートが行われるという設定で、DARFURの事より、イベントに参加するミュージシャンに興味を持つ一人の女性がバルセロナを訪れそのチケットを盗まれるところからスタートし、道ですれ違う人や、たまたま関わる人をリレーしながらストーリーが進み、このイベントで一儲けしようとする悪人や業界人、DARFURを洋服のブランドと勘違いしているお金持ち、DARFURで起こっていることを象徴するようないろいろな事件などが次々と登場、最後は、最初に出てきた女性が、チケットを盗まれた為に時間ができて図書館でDARFURの事をたまたま調べることで現実を知る…そして、偶然聴く事になるなんでもない街中の歌。決して有名なアーティストが大会場で歌った歌ではないけど、DARFURの現実を知ったときに聴いたその歌が「君にとってのSING FOR DARFUR」……みたいな感じでしょうか。要するにDARFURも、自分の日常とつながっている特別な事ではない!?!?!? という事かと……。  途中、日本人観光客も登場するのですが…その会話の内容は???でしたけど。



20090524174554



そして、昨日はリキッドルームに"サイプレス上野とロベルト吉野"の初ワンマンへ。たまたま2Fのロビーで、こちらはアフリカのHIVや少年兵などの問題や、貧困層の子供達の救済と自立支援を提起しているプロジェクト"AFRICAN JAG"に関する展示販売を行っていたのでお話を伺ってきました。



2年前にZAP MAMAやDJ KRUSH、Shingo 2などが参加して制作されたCDもありタワーでも扱っていますが、今年その第二弾を製作中。夏~年末にかけて少しずつ配信を開始、年内にはCDとしてまとめられる予定との事。現在、HIVの治療薬も飛躍的に改善が進み\50で購入可能な薬も開発されているものの、1日に1$以下で生活している人が多いような貧困層の人々には、その\50が払えずなくならざる終えない命もあるという現実もあり…。



こちらもDARFURと同じで、知らないですんでいることも沢山あるけれど……詳しくは、http://www.africanjag.org/ で。



.



一方、国内では、昨日"ポスト京都"の政府案の方向性が決まってきて、1990年比で7%減で調整が進んでいるというNEWSがありました。(経団連の4%増!?という案もあったようですが…)  チェコから排出権4000万t、ウクライナから3000万tの購入いとう話が進んでいて、1兆円にもなるらしいです。 それでも2014年の日本のクリーンエネルギー率は1%代。ちなみに、ドイツは45%、アメリカでさえ25%を目指していると。



日本の電力を全て太陽光発電でまかなう為には、静岡県全体程度の広さがあれば可能だとか、日本のクリーンエネルギーのポテンシャルは、水力-10%、風力-15%、地熱-50%、太陽光-60%だとかいろんな説もあり、なんか、もう少し環境やエネルギーの包括的なインフラ整備みたいなことにお金使えばいいのではと思うのですが。



この間までは、ガソリン税を減らすと車が走りすぎてCO2が増えるといっていたと思えば、高速\1000とか、アクアライン\800だから皆で車で出かけましょうと言ってみたり!?!?  エコポイントとかエコ家電とか、物によっては家電が大型化してしまい結果的に電力消費量が増えたとか!?!?  それがみんな税金を使って進めれているという!?!?



なんかデタラメ過ぎる感じがするのは自分だけでしょうか。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
https://tower.jp/blog/tower-eco/2009/05/41233?tb
(トラックバックは記事投稿者が公開するまで表示されません。)

この記事へのトラックバック一覧です:

月別アーカイブ