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カテゴリ : News / Topic 

掲載: 2010年04月23日 10:00

更新: 2018年08月07日 04:41

文/  班長

温暖化で世界で一番最初に沈む島"ツバル"についてはご存知の方も多いと思いますが、昨日、その"ツバル"と、最近は高潮の被害が頻繁に起こっているイタリアの水の都"ベネチア"、シロクマなどが氷が薄くなって絶滅の危機に瀕している事などで注目されているアラスカの"シシマレフ"を題材にしたドキュメンタリー映画を見てきました。

ドキュンタリー自体が淡々としているものですが、今回は特にカメラを固定して一箇所を長く撮影するという手法が取られていて、特に衝撃映像があるとか、危機感をあおるようなナレーションやBGMが入っているとかとは全く正反対!?。どちらかというと、美しい自然や、そこに暮らす人々や家族の普通の暮らしに関するシーンが多くホノボノとしてしまうくらい。多分製作者が訴えたいのは、想像する力、考える力の必要性!?!?!?。この美しい自然や景観が失われる危機がすぐそこまで来ているという事ではないかと思います。

そして、それはもちろん映画に描かれているところだけでなく、日本にも同じことか言えるわけです。そして、こういう被害を受けやすいのはどちらかというと途上国などの弱者であって、環境がそうであるように、基地の問題や、原発の問題も同様です。

 

以前、ドキュメンタリー映画「いまここにある風景」をご紹介した時にも書きましたが、「良し悪しの問題でなく、全く新しい発想が必要なところまで来ている環境や平和の問題に対して、音楽を含むアートは、本能や感性に訴え、想像と創造を通して人のセンスを刺激し、新しい価値観を生み出す事ができる可能性を持つもの」であると。

映画は夏に公開されますので、皆さんも是非。

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