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第6回 ─ Niw Stocks RELEASE PARTY@下北沢シェルター:CUBISMO GRAFICO FIVE、riddim saunter他 2003年6月24日(火)

連載
ライヴ&イベントレポ 
公開
2003/07/10   17:00
更新
2006/01/19   18:37
テキスト
文/内田 暁男

新レーベルNiw! Recordsの初コンピ『Niw! Stocks』リリース記念イヴェントに潜入。当初はCUBISMO GRAFICO FIVEとriddim saunterの2バンドで行われる予定が蓋を開けてみると……あり得ない豪華イヴェントになってました。


CUBISMO GRAFICO FIVE

トップバッターは、7月4日にリリースされた『CINQ(four+one)』をひっさげて登場のCUBISMO GRAFICO FIVE。ドラムス恒岡章(HI-STANDARD)、ギター古川裕(DOPING PANDA)、キーボードSyuta-Low “TGMX” Tagami(SCAFULL KING)などといったスーパー・バンドを率いて松田岳二がパンキッシュに弾けまくり! で、オーディエンスもいきなり盛り上がりまくり! とくにフェアグラウンド・アトラクション“Perfect”の疾走パンク・カヴァーには燃えました。で、いきなり飛び入りで登場のLOW IQ 01率いるMASTER LOW(01)でまたも場内爆発! レゲエ、パンク、スカなどをLOW IQ 01のみなぎる歌心で料理した愛すべきルーディーズ・ミュージックを聴かせてくれました。


左からSHINZI MASUBUCHI、真城めぐみ、櫛引彩香

そしてこの日の個人的お目当て(シークレットだけど)、KENZI MASUBUCHI! 真城めぐみ(ヒックスヴィル)、櫛引彩香、SHINZI MASUBUCHI(KENZIの実兄)がヴォーカルで登場し、とびきりポップなパーティーを繰り広げてくれました。MASTER LOW(01)のメンバーとしても活躍するKENZI MASUBUCHIの常軌を逸したギター・テクと曲の良さはかなり鮮烈な印象を残したのでは? ソロ・アルバム死ぬほどイイんでぜひ。


riddim saunter

トリ(?)はriddim saunter。『Niw! Stocks』に収録された“FLAPPING IN THE LOVE”だけで大きな注目を集めた新人バンドは、この日も物怖じすることなくグッド・グッド・ミュージックを届けてくれました。2人のホーンがソウルフルな演奏に絡むグルーヴィー!なサウンドと、ヴォーカリスト、KCのなんかモテそうな佇まいがとにかく最高。実際この日の会場をしっかりとロックしてました。

そして大団円と思いきや……またもシークレットで大トリDOPING PANDAが登場!! ジャムを思わせるDIY精神でパンク・ロックをリニューアルする(『PINK PaNK』必聴)彼らの熱い演奏はこの日の宴を燃やし尽くすかのよう。2バンドのはずが気がついたら5バンドになってましたとさ……ってそんな素敵なオチを楽しむだけ楽しんで、下北の夜は更けていきました。