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コモンズからつながる音楽のバトン。第57走者 桜井鈴茂

連載
music BATON
公開
2010/03/18   15:23
更新
2010/11/15   13:09

music BATON

音楽をバトンにして、クリエイターからクリエイターへつながれていくリレー連載コンテンツ「music BATON」。
このコーナーでは、バトンを受けたクリエイターが思い入れある音楽作品を紹介しております。
坂本龍一主宰レーベル“commmons”が運営するサイト「commmonsmart」で連載中!

 

第57走者 桜井鈴茂

最初にくらっときたのは、おそらく沢田研二とオフコース。次が、たぶんRCと佐野元春。そのへんから、コステロやスプリングスティーンといった外タレに入っていき、ほどなくスミスとピストルズに出会って、万事休す(笑)ってかんじでしょうか。まあ、二十代の後半で息を吹き返して、手広く聴くようになりましたが。 いわゆる「音楽好き」っていうのとはちょっと違うような気がする。映画にしても小説にしてもそうだけど、ようするに表現=アートに心を奪われているのであって。収まりのいい「音楽」はすぐに飽きちゃいます。音からはみ出してくるものがないと。とはいえ、結局は「音」を媒体としてるわけであって、変な話なんだけど。・・・続きを見る

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プロフィール

桜井鈴茂/Suzumo Sakurai
1968年北海道生まれ。小説家。
二十代の半ばまではバンド活動も。職と住所を転々とした後、2002年に『アレルヤ』で第13回朝日新人文学賞を受賞してデビュー。ロックやダンス・ミュージックに傾倒した若者の風俗を、ファニーかつドライブ感溢れる文体で綴り、一部の読者からの熱狂的な支持を得る。2005年には、内的独白を駆使した、六人の男女によるたった一日の群像劇『終わりまでどれくらいだろう』(双葉社)を発表。2009年には、チャールズ・ブコウスキーへのオマージュ「リンダ」や、英訳も併せて収録された「サンドラ」を含む連作短篇集『女たち』(フォイル)。この3月に『アレルヤ』が、短篇「おれのユッキー」を加えて双葉文庫に。また、掌篇小説+サウンドトラックCD-R“Wintertime Journey”も発売。現在、新作を準備中。

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