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RICK WILHITE

連載
NEW OPUSコラム
公開
2010/10/04   18:12
更新
2010/10/04   18:13
ソース
bounce 325号 (2010年9月25日発行)
テキスト
文/佐藤大作

 

デトロイトとシカゴの伝統とヴァイブを繋ぐソウルフルなハウス・コンピが登場!!

 

こりゃ、まるで集合写真! 再始動のアーバン・トライブ、グレン・アンダーグラウンド、そしてセオ・パリッシュ……果てなく地下へと突き進むデトロイト/シカゴ・ハウスのキーマンたちが一堂に集結した涙もののコンピ『Rick Wilhite Presents Vibes New & Rare Music』が登場です。ハウス~ビートダウンを軸に、粘り気のある漆黒のソウルがブチュ~っと注入された硬質なマシーン・ファンクが並び、アハハ思考回路麻痺寸前。深~い時間帯向けの素っ晴らしい内容にニンマリなのです!

さて、これだけの面々のブランニューを一つに束ねられる手腕の持ち主は誰かと言いますと、セオ、ムーディマンと並ぶ3チェアーズのオリジナル・メンバーであり、デトロイトの地下名物レコ屋〈Vibes〉のオーナー(兼バイヤー)を務めるリック・ウィルハイトその人。本作では監修に加え、自身もゴッドサン(神の子!)名義で楽曲を提供しています。優れた才にもかかわらず、なぜだか〈三人掛け〉の他2人に比べて知名度が低かったリックをもっと知りたい方は、ぜひ先ごろ発表された編集盤『Rick Wilhite Presents The Godson & Soul Edge』も合わせてチェックで。

 

▼文中に登場した作品を紹介。

左から、リック・ウィルハイト監修のコンピ『Rick Wilhite Presents Vibes New & Rare Music』、リック・ウィルハイトの編集盤『Rick Wilhite Presents The Godson & Soul Edge』(共にRush Hour/ディスクユニオン)

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