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GILLES PETERSON

連載
NEW OPUSコラム
公開
2010/11/02   15:16
更新
2010/11/02   15:17
ソース
bounce 326号 (2010年10月25日発行)
テキスト
文/狛犬

 

今回も目利きぶりを発揮しておりますよ!

 

ホセ・ジェイムズやハーフ・シーズ・オーヴァーらの作品を送り出す一方、キューバ音楽の現在進行形を刻み込んだ『Gilles Peterson Presents Havana Cultura』も話題を集めたジャイルズ・ピーターソンと、彼の主宰するブラウンズウッド。その本分とも言えるコンピ・シリーズ〈Brownswood Bubblers〉の第6弾が前作からおよそ半年というスパンで登場です。一部で話題だったラファエル・グアラッツィ“Reality And Fantasy”のジャイルズ自身によるリミックスや、ビルド・アン・アークでベースを弾くニック・ローゼンらの曲でジャズの薫りを漂わせつつ、ブラウンズウッドの新人となるゴーストポエットのデモも収録。パースト・グルーヴズやgrooveman Spotといったビートメイカーをピックするなど、相変わらず抜け目のないところを見せています。ちなみにそのパースト・グルーヴズは、今年テクトニックから出した傑作『Fox Trot Mannerisms』がEccyのリミックスや新曲も大幅にプラスして日本盤化されたばかり。煌めくビート宇宙が堪能できるこちらにも大注目ですよ!

 

▼文中に登場した作品を紹介。

左から、ジャイルズ・ピーターソン監修のコンピ『Brownswood Bubblers Six』(Brownswood/BEAT)、パースート・グルーヴズの『Fox Trot Mannerisms JPN Edition』(AWDR/LR2)