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Penguinmarket

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NEW OPUSコラム
公開
2010/11/04   16:25
更新
2010/11/04   16:26
ソース
bounce 326号 (2010年10月25日発行)
テキスト
文/土田真弓

 

ペンギン村の仲間たちが集った5周年記念盤!

 

ジャンルの壁をアカデミックに解体し続ける4人組、sgt.の主宰するPenguinmarketが5周年! 立ち上げ当初は先鋭的なインスト・バンドが肩を並べた同レーベルだが、現在はwooderd chiarieなどポスト・ロック/ハードコア経由の歌ものバンドも在籍している。そして今回の記念コンピ『World Penguin's Carnival 2010』には、美しい音響をキープしながら多様化する所属アーティストと、彼らと共鳴する個性派たちが国内外から集結。

まずはパリ在住のツジコノリコ女史が、Tyme.+Tujiko Noriko名義で超ファンシーな電子ダンス・ポップを披露、また5年ぶりの新作を控えたMASも細やかな電子音と疾走する生ドラムと黄昏サックスを軸にロード・ムーヴィー的なサウンドスケープを描き出している。そしてロンドンからはスクリーミング・ティー・パーティがメランコリックな三拍子ソングを、名古屋のegoistic 4 leavesはナイトクラビングに最適なニュー・ジャズを提供——と、ほとんどが新曲、新録曲、未発表曲で構成された豪華仕様だ。さらには同名のライヴハウス・サーキットも開催中なので、そちらもぜひチェックを!!

 

▼関連盤を紹介。

左から、sgt.の2009年作『Capital of gravity』(Penguinmarket)、ツジコノリコ­の2008年作『TRUST』(kurage)、スクリーミング・ティー・パーティの編集盤『Golden Blue/Death Egg』(BOUNDEE)

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