アーティストが各テーマに沿ったお皿(CD)を紹介する連載! OKAMOTO'Sは各年代ごとの名盤をメンバーが交互に紹介します。今回は、オカモトレイジがオススメする80年代編!!!
[ 今月のテキスト ] RAMONES 『Ramones Mania』 Sire
小さい頃から大大大好きでした。俺にとってのラモーンズは、仮面ライダーよりもウルトラマンよりもカクレンジャーよりも、何よりもカッコイイ存在です。小さい子がぬいぐるみを持ち歩くノリで、『Ramones Mania』を持ち歩いてたらしいです。
生まれてから最初の記憶はお産婆さんに取り上げられた時のことですが、そのあとの記憶はもう“Psycho Therapy”のPVでした。リアルにラモーンズのサイコセラピーを受けて育ってます。みなさん、お子さんに刺激的なものをあんまり見せると、俺みたいになってしまいますよ……(笑)。だって、この“Psycho Therapy”のPV観たことありますか? 精神病院にラモーンズがいて、何も持たずに演奏していたと思ったらいきなり革ジャン+モズライトのラモーンズになったり、収容されてきた患者が錯乱しはじめて手術されたり、その果てに手術してる医者が骸骨になったり、患者の顔が真っ二つに割れてなかから別の顔が出てきたり……とにかくめちゃくちゃなんです!
まぁ、そんなこんなで私もそろそろ二十歳になります。〈三つ子の魂百まで〉ということで、ラモーンズとジェイムズ・ブラウンとローリング・ストーンズは、多分これからもずっと好きです(笑)。“Psycho Therapy”のことばっかりになっちゃったけど、本当に全部が全部カッコいいですよ!! そう自信を持って言える! そんなアルバムです。
PROFILE/OKAMOTO'S
オカモトショウ(ヴォーカル)、オカモトコウキ(ギター)、ハマ・オカモト(ベース)、オカモトレイジ(ドラムス)から成る4人組ロック・バンド。 ローリング・ストーンズよろしく怒涛のリリース攻勢を仕掛けている彼らのニュー・アルバム『オカモトズに夢中』(ARIOLA JAPAN)が、現在好評発売中。初の東名阪ワンマン・ライヴに続き、2011年1月15日からは全国ツアー〈OKAMOTO'S LIVE TOUR 2010-2011『Bring The BEAT! Bring The NOISE!』〉も控える4人の最新情報については、オフィシャルサイトをご覧ください。