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STYLE BAND TOKYO

連載
NEW OPUSコラム
公開
2011/07/20   23:13
更新
2011/07/20   23:14
ソース
bounce 334号 (2011年7月25日発行)
テキスト
文/金子厚武

 

洋楽志向のナウなバンドを集めたコンピが登場

 

海外のインディー・シーンとの同時代性を強く意識し、独自の審美眼による出演者のチョイスで異彩を放つパーティー〈STYLE BAND TOKYO〉。2007年夏のスタート以来初のコンピ『STYLE BAND TOKYO COMPILATION Vol.1』は、新曲/未発表曲を多数収録した充実の内容だ。ダンサブルなビートとクールな上モノの組み合わせ、展開の妙に流石のセンスを感じさせる2曲を提供したLillies and Remainsを筆頭に、10分近い長尺のサイケ・ナンバーがインパクト大のBO NINGEN、メンバーにサックス奏者を迎えてよりフリーキーに、スリリングに進化した6EYESのナンバーもカッコイイ。さらには、ビッグ・ピンクのドラマーであり、本作のアートワークも担当したアキコ率いるコマネチの、パンク精神に溢れたノイジーな楽曲も聴き逃せないだろう。総じてややダークで、かなりエッジの効いたバンドばかりなので、このような強い刺激を求める方はイヴェントにも足を運んでみてはいかがだろう?

▼関連盤を紹介

左から、Lillies and Remainsの2011年作『Transpersonal』(Fifty One)、BO NINGENの2010年作『BO NINGEN』(Knew Noise)、8月3日にリリースされる6EYESのニュー・アルバム『Flush』(UMA)、コマネチの2009年作『Crime Of Love』(Merok)

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