ブリストル・シーンの深部に迫るレゲエ・コンピ
パンク〜ニューウェイヴ期にブリストルで生まれたお宝音源を精力的にリイシューしているブリストル・アーカイヴより、〈The Bristol Reggae Explosion〉なるコンピが2枚同時にお目見えしました。どちらもレア曲満載で未発表モノもチラホラ!
なかには音質の悪い曲もありますが、むしろその割れまくったベース音が70年代後半〜80年代半ば当時の熱気を伝えてくれて大興奮なのです!
ザックリ中身を説明すると、〈Vol.1〉はジョシュア・モーゼズの代表曲“Africa(Is Our Land)”(たぶん初CD化!)の他、パンキー・レゲエを聴かせてくれるタリスマンのライヴ音源や、調子はずれな女性ヴォーカルにブッ飛ばされるラヴァーズ曲“My Guy”などなど、〈ブリストル産レゲエ=ルーツ・ロック〉というイメージを覆す多彩なラインナップに。一方の〈Vol.2〉は、〈Vol.1〉収録曲のダブ・ヴァージョンも搭載し、UKのベース音楽ファンを大満足させること必至のスモーキーで重た〜いサウンドだらけ! こういう編集盤を待ってましたよ、マジで!!
▼コンピ『The Bristol Reggae Explosion Vol.1 1978-1983』(Bristol Archive/OCTAVE)
▼コンピ『The Bristol Reggae Explosion Vol.2: The 1980s』(Bristol Archive/OCTAVE)