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第38回――プライマル・ロック・レベリオン

連載
OSHIETAL
公開
2012/03/07   00:00
更新
2012/03/07   00:00
ソース
bounce 341号(2012年2月25日発行号)
テキスト
文/山口コージー


Oshietal_PrimalRockRebellion_A

A Rockin' New Year! 遅ればせながら2012年一発目の鋼鉄連載〈OSHIETAL〉! 今月は、アルバム・リリース前から騒がれていたプライマル・ロック・レベリオンをオシエタル! これはアイアン・メイデンのエイドリアン・スミス(ギター)が、マイキー・グッドマンを相棒に迎えた新プロジェクトである! マイキー・グッドマンと聞いてもピンとこないって? そんな君には、知性溢れるプログレッシヴ・メタル・サウンドで衝撃を与えたシクスのフロントマンにして、ソングライティングを一手に担っていた男と説明したらわかってもらえるだろうか。

その強者2名がタッグを組んで、デビュー作『Awoken Broken』を完成させた。メイデン・マナーのメロディアスかつ激しいサウンドと、シクス得意の捻くれたサウンドが見事に融合しているではないか! 複雑で、ユーモアもあって、豪快で、美しいバンド・アンサンブルに、さまざまなトーンを使い分けるマイキーのヴォーカルが重なり合い……。あえて比較対象を挙げるとするならば、シクスと同時期に現れたフューネラル・フォー・ア・フレンドあたりか!? ちなみに、ブリティッシュ・シー・パワーのサポート・メンバーとしても活躍するヴィオラ奏者のアビー・フライに、かつてデヴィッド・ボウイが率いたティン・マシーンやサクソン作品にも関与しているサイモン・ハンハートなど、脇を固めるメンツも凄腕揃い! メイデンが作り上げた〈英国メタルの王道〉と、シクスが提唱した〈英国メタルの発展型〉が交わったとき、新たな伝説が生まれるのである! ということで、彼らをチェックせずして英国メタルをカタルべからず! 一見ミスマッチに思えるこのタッグは大正解なのだ!



▼関連盤を紹介。
左から、アイアン・メイデンの82年作『The Number Of The Beast』(Capitol)、シクスの2003年作『Trees Are Dead & Dried Out Wait For Something Wild』(Unparalleled Carousel)、ブリティッシュ・シー・パワーの2011年作『Valhalla Dancehall』(Rough Trade)、ティン・マシーンの89年作『Tin Machine』(Virgin)

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