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TONOFON

連載
NEW OPUSコラム
公開
2012/05/16   00:00
ソース
bounce 344号(2012年5月25日発行)
テキスト
文/岡村詩野


トクマルシューゴ主宰レーベル第1弾作品は、仲間と作り上げたアットホームなイヴェントのDVDです!



Tonofon_A



トクマルシューゴが主宰するTONOFONは、音楽や映像の制作を行い、イヴェントを催し、マネージメントも行うという、あくまでDIYで音を鳴らすための〈現場〉。そんなTONOFON主催の〈TONOFON FESTIVAL 2011〉と〈SOLO 2011〉という、2つのイヴェントの模様を収録した映像作品「TONOFON FESTIVAL & SOLO 2011」が届いた。

昨年6月に所沢は航空記念公園で行われた〈TONOFON FESTIVAL 2011〉はバンド編成でのトクマルはもちろん、SAKEROCK、山本精一&Phew、王舟、PASCALSらが出演。ロケット・マツを中心としたPASCALSでは元たまの知久寿焼や石川浩司らが存在感を見せ、王舟のバックではmmmが愛らしいコーラスで参加するなど、ステージには次々とゲストが現れる。出演者もオーディエンスもリラックスした表情なのが印象的で、ブッキングから運営まですべてトクマル自身が手掛けたというこのフェスのアットホームな雰囲気を感じることができるだろう。そのなかにあって、山本とPhewというヴェテラン2人の繊細さと野太さを兼ね備えた熱演が光る。

一方、昨年11月の〈SOLO 2011〉は池袋の自由学園明日館で行われ、トクマルにTenniscoatsのさや、Alfred Beach Sadalが出演。こちらは演奏者がパーソナルに音と向き合うような緊張感が漲っており、思わず言葉と音の関係を考えさせられたりも。単なるライヴ映像ではなく、仲間と積極的にシーンを作りながらも、たったひとりでの表現も愛するトクマルの哲学が伝わってくるようなドキュメンタリー的作品だ。



▼関連盤を紹介。

左から、トクマルシューゴの2010年作『PORT ENTROPY』(Pヴァイン)、山本精一&Phewの98年作『幸福のすみか』(WAX)、PASCALSの2009年作『ふらんすdeでぉ〜る』(オフィス・ロケッタ)、Alfred Beach Sandalの2011年作『One Day Calypso』(鳥獣虫魚)

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