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TOKYO JAZZ FESTIVAL 2012

カテゴリ
EXTRA-PICK UP
公開
2012/08/21   15:53
テキスト
intoxicate vol.99(2012年8月20日発行号)

東京ジャズ2012

どっぷりとジャズ漬けになれる、夢の3日間

フジロックが終わり、サマソニが終わり、世間的にはいよいよ夏も終わりかというこの時期になると、ジャズファンはソワソワしはじめる。今年で11年目となる国内最大級のジャズフェスティヴァル、東京JAZZが開催間近となるからだ。毎年ビッグな顔ぶれの来日と、ここでしか聞けない夢のコラボレーションを実現してくれる事で、この季節の風物詩となった東京JAZZだが、今回ももちろんその期待は裏切らない。

今年は9月7日の金曜から3日間、メイン会場となる東京国際フォーラムのホールAで行われる、「the HALL」、そのホールの外、地上広場にて入場無料で行われる「the PLAZA」、そしてメイン会場に近い、ジャズクラブの名門、コットン・クラブで行われる「the CLUB」の3形態がほぼ同時進行する形となる(メイン会場は9日、10日の2日間)。メイン会場のチケットはA席6500円からで、それでも充分リーズナブルだが、地上広場では、JAGA JAZZISTなど、ハイクオリティな音楽を展開するジャズメンの本気ライヴを無料で楽しめる。私の回りでも、全くノー・チェックだったアーティストとの鮮烈な出逢いがあったという声も多い人気のプログラムで、ホール公演と行き来して、またはチケットを買わずしてでも、屋台のフードとドリンクと共に楽しむ事ができる。

メイン会場では、土曜昼はバカラックらの、極上ポピュラー音楽を堪能し、夜には小曽根、オーネット・コールマンの超ハードなニューヨーク・ジャズ、ジョー・サンプルのニュー・オーリンズ回帰したバンドに五感を刺激される。日曜昼は、バルカン・ビート・ボックスとSOIL&”PIMP”SESSIONSのコラボや、RUFUSとスガシカオ、タワー・オブ・パワーがごった煮グルーヴを展開し、ラストを飾る夜はエスペランサ・スポルディング、そして復活を果たすカシオペア3rd、ボブ・ジェームスはガッドとウィル・リーらを従えたスーパー・バンドで出演と、まさに〈垂涎〉のラインナップ。どっぷりとジャズ・ライヴ漬けになれる夢の3日間、まもなく開幕。

『TOKYO JAZZ FESTIVAL 2012』 

●9/8(土)~9(日) 「the HALL」
会場:東京国際フォーラム ホールA

出演:Take 6/ベン・E・キング/バート・バカラック/小曽根真 JAZZ JOURNEY with エリス・マルサリス、クリスチャン・マクブライド、ジェフテインワッツ And More Friends photo:篠山紀信/ジョー・サンプル&ザ・クレオール・ジョー・バンド/オーネット・コールマン/バルカン・ビート・ボックスSpecial Guest:SOIL&“PIMP”SESSIONS/タワー・オブ・パワー/エスペランサ・スポルディング Radio Music Society/カシオペア3rd/ボブ・ジェームス・クインテットfeaturing スティーヴ・ガッド、ウィル・リー、デイヴ・マクマレイ、ペリー・ヒューズ/RUFUS featuring スガシカオwith Special Guests タワー・オブ・パワー Horns Section

●9/7(金)8(土)9(日)  「the PLAZA」
会場:東京国際フォーラム 地上広場


出演:イブライム・マーロフ/JAGA JAZZIST/大江千里/ピエリック・ペドロン・トリオ -Kubic's Monk/ユリ・ホーニング・アコースティック・カルテット/BRUUT!/立石一海/トリオほか

●9/7(金)8(土)9(日)  「the CLUB」
会場:COTTON CLUB 
出演:Jill-Decoy association with Special Guests、平戸雄介and 松岡“matzz”高廣 from wuasimode/JAGA JAZZIST/イブライム・マーロフ/ギラッド・ヘクセルマン・カルテット featuringマーク・ターナー/オズ・ノイ/スティーブン・ロシート/ほか

http://www.tokyo-jazz.com