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THE YELLOW MONKEY

連載
NEW OPUSコラム
公開
2012/10/24   00:00
ソース
bounce 349号(2012年10月25日発行)
テキスト
文/加藤直子


もっとも輝いていた時代のライヴ映像と、20年の時を経て蘇ったデビュー曲が登場!



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今年デビュー20周年を迎えたTHE YELLOW MONKEYから、2つの作品がリリースされた。まずは、95年作『FOUR SEASONS』を引っ提げてのライヴを収めたDVD「TRUE MIND “NAKED”」。これは96年に発表された「TRUE MIND」の〈増補完全盤〉的な内容で、96年の日本武道館&NHKホール公演を、未収録だった映像も加えてほぼ完全な形で収めている。『FOUR SEASONS』期と言えば、当時としては奇抜なパフォーマンスのせいかセールスが伸び悩んだ時代を経て、〈売れたい〉という必死の思いでポップ&キャッチーに振り切った前作『smile』が見事ヒットし——と、相当ノッていた頃だ。次作『SICKS』で登り詰めて以降は、やることのスケールは大きくなっていくものの、当時のあれこれを回想すると実は〈終わり〉へ向かっていたように思うから、バンドが迷いなくもっとも輝いていた時だと言っていい。

ここでのセットは初期の“赤裸々GO!GO!GO!”“ROCK STAR”などライヴの定番に加え、事実上のブレイク曲“太陽が燃えている”や〈問題作〉と言われた“JAM”といった当時の最新ナンバーを交えている。特に武道館公演は“JAM”を初披露したステージで、この曲へ込めた思いを語る吉井和哉のMCには感じ入るものがあるし、初作収録の超名曲“THIS IS FOR YOU”が観られるのもかなり貴重。また、NHKホール公演ではその後『SICKS』に収められた“天国旅行”を先出ししている。とにかく〈最高〉としか言えないライヴに息苦しくなるほどで、あの頃ならではだと思う吉井のエロすぎる指の動きも必見。

また、このDVDに先んじてデビュー曲“Romantist Taste”を当時のエンジニア・山口州治がミックスし直した“Romantist Taste 2012”も登場。オリジナルよりも隙間がない……というか奥行きや重みが感じられる仕上がりで、いまの耳で聴くとやはりこちらのほうがしっくりくる。いまだ〈ラブ・ポーションで強引にシャドウ〉の意味はわからないが、よくもこんなハレンチな曲で……(ニヤニヤ)。



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