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第13回――【今月のレポート盤】NEW ORDER 『The Lost Sirens』

〈ロッ研〉部員がレポート盤の関連作を紹介!

連載
ろっくおん!
公開
2013/03/20   00:00
ソース
bounce 353号(2013年3月25日発行)
テキスト
ディスクガイド/生麦 温、子安翔平、杉田俊助、汐入まりあ


DELPHIC 『Collections』 Polydor(2013)

踊るロック・ムーヴメントのド真ん中を歩んでいると言っても過言じゃないバンドだけど、硬質な電子音と淡い哀愁漂うエモーショナルなメロディーを両立させているあたりにニュー・オーダーの影響を感じます。美メロ学校inマンチェスターの先輩後輩って感じかな。*生麦

 

サカナクション 『sakanaction』 ビクター(2013)

ジョンの言っていることはわからんが、どんなにセンチな曲でも享楽的に仕立ててしまうニュー・オーダーに比べると、マジメちゅうかストイックな感じがするわな。まあ本人たちも〈和製〜〉なんて呼ばれるのは微妙に思っとるはず。俺は好きやで。*子安

 

THE BRIAN JONESTOWN MASSACRE 『Aufheben』 A(2012)

タイトルもズバリな“Blue Order/New Monday”を収録。リスペクトというよりはジョークっぽくて、サウンドはお得意のサイケ・ポップ……でも確かにちょっぴりニュー・オーダー風だヨ! 〈TOKYO ROCKS〉での来日が待ち遠しいナ! *杉田

 

MIGHTY MIGHTY 『Pop Can! The Definitive Collection 1986 To 1988』 Cherry Red/BAD FEELING

80sのネオアコでもとりわけ青春っぽいキラメキを放つバンドの音源をまとめた編集盤。効果的に使われている歯切れの良いギター&オルガンを、頭のなかでシンセに変換すると……あれ、ニュー・オーダーじゃん! *生麦

 

SECTION 25 『Dark Light』 Factory Benelux(2013)

バーナード・サムナーもプロデュースしたことのあるバンド。ダークなポスト・パンクからダンス寄りの音へ変化していったことを含め、裏ニュー・オーダーな趣も。2010年にフロントマンが他界してしまいましたが、こうして新作が聴けたのは嬉しいです。 *汐入

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