こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

NEWS & COLUMN ニュース/記事

アップアップガールズ(仮) 3rd LIVE横浜BLITZ大決戦(仮)

連載
アップアップガールズ(仮)対バン行脚(仮)
公開
2013/04/23   14:00
更新
2013/04/23   14:00
テキスト
文/土屋恵介


アップアップガールズ(仮)対バン行脚(仮)



前置きはもういらない。決戦の地は、いざ横浜!



2月から4月にかけて各地で戦いを繰り広げた『対バン行脚(仮)』を経て、さらなる成長を遂げたアップアップガールズ(仮)。 次なる戦いの地は横浜BLITZ。7人がハロプロエッグ(研修生)時代に数多くのライブを行い、2010年11月28日『2010 ハロー!プロジェクト新人公演11月 ~横浜JUMP!~』で事実上エッグとしての活動に終止符を打った会場である。各方面から注目を集める今、様々な思いの詰まった会場で、3回目の単独ライブ『横浜BLITZ大決戦(仮)』を行う。アプガにとって、今回のライブの持つ意味合いはかなり大きい。過去との戦い、そしてこれからを見せる大一番に向けての彼女たちの意気込みを直撃した。

「ほんとに(2010年の)エッグの『新人公演』で、バイバイってお別れの手を振ったときから、1回もここに来てないんですよ。あのときは、もうここには立てないとも思ってたくらいの場所なので、まさか(仮)をつけてキンキラの衣装でこのメンバーで戻って来れるとは想像してなかったのですごくうれしいです。こうやって7人だけで横浜BLITZに戻ってきてることに朝から感動してます。決戦の場所に7人で来たぞみたいな。でも、前とは景色が違くて、アプガとして走ってきてやっとここに来れて良かったなって新たな気持ち の方が大きいです。今日は、今までのワンマンライブの中でも“大”がつく『決戦』で一番の戦いですね。これまで足をつったり鼻血を出したり、いろんな困難を乗り越えながらみんな戦ってきたので、戦って付けてきた武器を、全員が自分の出し方で強みを出して、最強な7人が立ってるぞってライブにしたいです。今までの戦い分の全部のパワーを発揮して、会場の外まで届くような爆発的なパワーのライブを7人でしたいなと思います。私は『行脚』とかいろんなイベントで、切って切って切りまくって磨かれた刀で、今日は横浜BLITZも切っちゃうし、お客さんも切っちゃうし、ももクロさんの西武ドームまで届いちゃうくらい切り込みを広げていきたいです」(仙石みなみ)

「遂に来ちゃいましたね。私、会場に入った瞬間に泣きそうだったんです。涙目で鼻声になっちゃって鼻ずるずるしちゃって(笑)。でも終わってからスッキリ大号泣したいので、必死に我慢しました。ライブは、アプガとして2年間もやってきてるので、エッグの頃よりは成長できてると思うんです。その分、お客さんの期待に応えなきゃってプレッシャーはありますね。私たちがほんとに横浜BLITZに立って良い存在になっているのか、不安なんです。でも、セットリスト的に見せ場もたくさんあるので、流れに沿って気持ちの思うままにやれば、良いものができると思います。でも、ほんとに横浜BLITZでテンション上がっちゃって(笑)。それで抑揚が無くならないように、ずっとテンション高いだけにならないように気をつけたいなって。そこが今日の一番の課題ですね」(古川小夏)

「昨日から、私たちが横浜BLITZに立つ姿をイメージトレーニングしてたんですけど、あんまり想像がつかなかったんです。アプガは7人でここに立つのをずっと目標にしてたんですけど、今日それが叶う。でもそれで終わりじゃなく、アプガは止まらないので、ここがスタートだと思うんです。ファンの方、関係者さん、アプガファミリーのスタッフさんに、“今まで2年間やってきた中で一番良かった”“もっと大きなとこでやらせてあげたい”“もっとたくさんの人にアプガを見てもらいたい”って思ってもらえるように、今日は、2年間の集大成の最高のパフォーマンスを見せて、次の章に繋げたいと思います。とにかく今日は楽しんで、熱く行きます!」(森咲樹)

「いつも大事な日って、寝れなくて本番のリハーサルからいっぱいいっぱいなので、大事なときだからこそちゃんと寝なきゃって、オムライスを食べて気持ちを落ち着かせて寝ました(笑)。今日はほんとに大切なライブじゃないですか。次のステージにステップアップしなきゃっていうのがひとつの目標だし、やっとここが私たちのスタートラインだと思うんです。でも、ここに来るからにはチケット完売にしたかったんですけど、できなくて。私たちまだまだなんだってとこは受けとめなきゃなって。でも、2年前の自分たちではここに来れるなんて、ほんと想像もしてなかったので、お客さんに何を見てほしいかと言ったら、私たちがここのステージに立っている喜びとかがみんなから出ると思うんです。今この状況を楽しんでますって気持ちを受け取って欲しいですね。今日は7人のパワーで横浜BLITZを破壊するくらいの威力のライブをします。私が最初にライトを壊して、次にこなっちゃんが壁を壊して、明梨が会場の骨組みを壊して、綾乃は散らばったのを隅にまとめるって感じでいきたいです(笑)」(関根梓)

「朝起きて「あの坂の上まで、」を聴いて、そのあとに、ももクロさん「走れ!」を聴いて、でもやっぱりアプガだなって「Next Stage」を聴いてから来ました。私は、エッグの頃は歌割りが全然無くて、全員のパートしか歌えなかったんですけど、アプガだと個人のパー トがあるので、そのことに感謝してしっかりと表現したいと思うし、ファースト、セカンドライブでは笑顔が途中でなくなっちゃったので、最後まで笑顔を大切にがんばりたいです。横浜BLITZは、エッグの頃は20何人もいたので狭く感じてたんです。でも7人だとこんなに広いんだって改めて思いました。しかもアプガの単独ライブで2階席があるのは初めてなので、大きく動いて遠くまで声が届くように歌いたいです。それで、ももクロさんの西武ドームに行った人にも、“こっちにくれば良かった”と思ってもらえるように全力でがんばりたいと思います」(新井愛瞳)

「今日はメチャぐっすり寝れて、アラームがなる前に起きました。小学生が遠足に行く日でウキウキして起きちゃうみたいな感じで(笑)。テンション上がってますね(笑)。でも、セカンドライブのとき、朝からかなりアゲ過ぎちゃって意味が分からない状態だったので、2公演保たせるためにもそれだけは避けようと思ってます。今はセーブしてます。抑えを外したら後戻りできないので、ステージに立ってから外したいと思います(笑)。ライブは、1曲目が「あの坂の上まで、」で、しっとりと始まるので、ずっと攻めてるだけじゃなく、これからのアプガはちゃんと魅せられるんだって意味も込められてるんですよ。セットリスト的に感情が込められる曲も多いので、疲れてきても、腕をもっと伸ばしたり、蹴りをもっと高くしたりして、みなさんから“こんなアプガ見たことない”って言ってもらえるライブにしたいです。表情作り、顔面作り対策はばっちりです。いくら体は疲れてても顔だけはピカイチでがんばります」(佐藤綾乃)

「今日で私たちは、やっとエッグの頃の自分たちと並べたと思うんです。でも意外と、あの頃とそんなに日が空いた感じがしないんです。前に何度も来てたから、体に雰囲気が馴染み過ぎてて。だから、何か変な感じがします。でも、イベントとかじゃなく、アプガの単独ライブで戻れてほんと良かったです。やっぱり今日が私たちのスタートだと思うので、“これから先どうなるのかな”ってみんなに期待を持ってもらえるようなライブにしたいです。先を見据えて、横浜BLITZから次も、もっと応援したいなって思ってもらったり、“これからもっと上に行くんだろうな”ってみんなに思ってもらえるライブにしたいです。ただ、1曲目が「あの坂の上まで、」で、ど頭の歌い出しが私なんですよ。もし感動で頭から泣いちゃったら歌えないんですよぉ。最初に映像が流れてみんなが泣き出したら私つられちゃうので、そこは泣かないようにしたいと思います。今、結構がんばって自分のテンションを抑えてるんです。舞い上がって、体力を消耗したり、冷静さを失っちゃいそうで不安なんです。楽しすぎて1公演目で燃え尽きちゃったり、ボンミスしたり。そういうのがありそうで怖いんですけど、それを吹き飛ばすように、しっかりとがんばりたいです」(佐保明梨)



記事ナビ