アーティストが各テーマに沿ったお皿(CD)を紹介する連載! アイドル・ポップを愛してやまないハナエが、なかでもお気に入りの作品を紹介するシリーズがスタート!
モーニング娘。『セカンド モーニング』 zetima
可愛い女の子が好きです。
一生懸命な女の子が好きです。
根性のある女の子が好きです。
だから、アイドルが好きです。
そんな私、ハナエが、この連載では毎回アイドル・ポップのなかからお気に入りの一枚を紹介していきたいと思います。
まず第1回目に紹介するのはモーニング娘。の『セカンド モーニング』。
モーニング娘。の数あるアルバムのなかでもこの一枚はセクシー要素が強く、聴いているとドキドキしちゃいます。
そのセクシーさは淑女の洗練された色香ではなく、少女から大人の女性へ変貌する時の危うい色香です。
それが顕著に表れているのが都会で生きる少女の孤独を歌う“NIGHT OF TOKYO CITY”、そして恋人との切ない別れを歌った“Memory 青春の光”。
このアルバムはコーラスの重ね方が絶妙なのも特徴です。特に“Memory 青春の光”は、外国人のラップとメンバーのため息のようなコーラスの掛け合いが最高にカッコ良いです。
“恋愛ハンター”以降のエレクトロニックなダンス・ミュージック路線を大きく打ち出したいまのモー娘。も素敵ですが、この頃の儚い輝きも魅力的です。なっち可愛いなあ……。
PROFILE/ハナエ
94年、福岡生まれのシンガー。13歳の時にレコード・レーベルへ送ったデモ音源をきっかけに、2011年6月にファースト・シングル“羽根”でデビュー。2012年3月に“BLACK BERRY”をリリース。そして同年11月の『神様はじめました/神様お願い』と今年4月に発表した最新シングル“Boyz & Girlz”(ユニバーサル)はアゼル&バイジャンの真部脩一がプロデュースしていることも話題となった。6月9日(日)に新代田FEVERで行われる〈アイドル・フィロソフィー VOL.1〉、6月22日(土)の〈YATSUI FESTIVAL! 2013〉などイヴェント出演も決定しているほか、7月24日にはニュー・シングル“恋は神聖ローマ”のリリースが予定されている。そのほか最新情報はコチラへ!