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【第25回】――テテ

連載
ハマ・オカモトの自由時間
公開
2013/10/09   00:00
ソース
bounce 359号(2013年9月25日発行)
テキスト
構成/編集部


ハマ・オカモト先生が聴き倒しているソウル〜ファンクを自由に紹介する連載!



【今月の課題盤】TETE 『Nu La-Bas』 Cinq 7(2013)

この連載を始めてから新作もチェックするようになったのですが、そのなかで最近良かったのが、セネガル生まれでフランスを拠点に活動しているテテというシンガー・ソングライターの最新作『Nu La-Bas』。前に紹介したベン・ロンクル・ソウルの時もそうだったんですけど、個人的にフランス産の音が好きだなと思って。とてもはっきりしているのにうるさくなくて、耳触りがいい。そのバランスがすごく絶妙なんです。表題曲のメロディーなんかは特にいいですよね。テテはこれまでにアルバムを4枚出していて、これが5作目なのだとか。今回初めて知ったアーティストなので、過去の音源はまだ聴いたことがないのですが、このアルバムの印象で言うと、ソウルというよりはポップスですよね。ソウルフルな感じもあるんだけど、そこまでねっとりしすぎてないんです。60年代のアメリカン・ポップスを思わせる聴き心地というか。ベン・ロンクル・ソウルはモータウン・フランスからリリースしているけど、蓋を開けてみればサウンドはスタックス的だったりしていましたが、テテは完全にモータウンのポップスを彷彿とさせますね。絶対日本人が好きなタイプの曲だと思いますよ、〈ビートルズを好きなオアシスが好き〉みたいな(笑)。日本でヒットしてもおかしくないサウンドですよね。それこそ“Bad Day”のダニエル・パウターみたいに……音は違いますけど。

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この『Nu La-Bas』は、特別有名なプレイヤーが演奏しているわけではないみたいなんですが、ドラムがすごくイイと思いました。あと、フランス語だから響き方が独特なのか、ハモってたり、ダブルのヴォーカルの部分がよく抜けるところなんかも好きです。季節的にもいまがピッタリの作品じゃないでしょうか。個人的にはアルバム前半の盛り上がりがいいなと思ったので、むしろコンパクトにEPとか作ってほしいです。

ちなみに、こうやって紹介すると、そのアーティストが来日することが多い気がするんですけど……あ、やっぱり来るんですか、11月に。

▼ベン・ロンクル・ソウルの2010年作『Ben L'oncle Soul』(Motown France)

 

PROFILE/ハマ・オカモト



OKAMOTO'Sのヒゲメガネなベーシスト。最新シングル『JOY JOY JOY/告白』(ARIOLA JAPAN)が大好評! 10月6日にZepp Nambaで行われる〈仮面チャウダー 〜YAJIO CRAZY〜チャウ大附属脂身高等学校2〉にハマ単独で出演するほか、10月16日にリリースされる藤原ヒロシのニュー・アルバムに参加しています。またバンドとしても11月2日の学習院大学〈大学祭〉のほか各種イヴェントへの出演が続々と決定! 詳しくは〈www.okamotos.net〉へGo!

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