こんにちは!TOWER CREATIVE ACADEMYの連載第五回目です。
7月1日(日)13時!記念すべきTOWER CREATIVE ACADEMYの初講座『オンラインツール活用による作曲法(コーライティング)』が開講されました!!当日の雰囲気などは次回ご紹介しようと思います。
さて今回は、もう一つの講座『TouchDesigner(入門編)』の講師、川村健一さんをご紹介いたします。
(講座の詳細は過去の連載こちらをご覧ください。)
川村 健一
Dentsu Isobar: Creative Technologist / VJ / Media Artist
テクノロジーを活用した企画、デザイン、開発に従事。
VJ / Media Artistとしても活動を行なっており、オーディオ、データ等のリアルタイムレンダリングによるビジュアライゼーションや公演実績も多数。
最近の主な実績
・Slack Japan launch event | Audio Visual
・TouchDesigner Study Weekend vol.004講師
・デジタルサイネージジャパン2018・パネリスト
・GitHub Satellite Tokyo 2018 | Audio Visual
・Dentsu Isobar Newsを可視化するインスタレーション制作
・Ikuko Morozumi氏のDeep PV制作
・hanali氏のBUPTE_Finally PV制作
・TOA World Tour: Tokyo 2018 | avexブース Audio Visual
・ニコニコ超会議 超テクノ法要「礼賛」「正信偈」映像演出
・BRDG CHANNEL#18 | Audio Visual
・TouchDesignerが創り出すクリエィティブの未来 - Schoo 等
川村 健一さんからのメッセージをご紹介いたします!
私がTouchDesignerに出会ったのは、ちょうど1年前。
今では、業務や創作活動で無くてはならないツールになりました。
なぜ、このスピード感で習得することができたのか?
それは、TouchDesignerが「直感的に開発できるツールであること」これに尽きます。
インタラクティブ系のクリエイティブを作るのは、これまで非常に労力のかかるものでした。openFrameworksのような、デザイナーからすると高度な開発環境でビジュアル周りを実装し、エンジニア向けの開発環境であるVisual Studio等でデバイス周りを開発する。表現をするために制作をしているにもかかわらず、開発過程は文字ばかり。しかも、デバイス周りの開発はデバイス毎に固有の知識を要求されるため、表現を作るはずが毎日分厚いマニュアルと向き合う、そうした日々でした。
TouchDesignerを使えば、このような労力から解放されます。一般的には、プログラミングといえば、文字ベースと思われるかもしれません。TouchDesignerの場合、ビジュアルプログラミング言語なので、ブロック状のパッチをつないでいくことで開発を行います。パッチ自体がビジュアル化されており、つないだ結果がすぐに反映されるため、直感的に開発を行えます。このスピード感は、他の開発環境では見られない特徴です。
また、TouchDesignerの強力な特徴として、デバイス連携が容易な点があります。多くの現場で使われているkinectのようなセンサーは、マシンにSDKを入れて、つなぐだけで値を取れるようになります。オーディオに連携させる表現を作るのも30分もあれば、最初の一歩を踏み出すことができるようになります。映像、照明、レーザー等もTouchDesingerで制御できます。
物事を進める際には、最初の一歩を踏み出すこと、このタイミングが一番パワーがかかるものです。
タワー・クリエイティブ・アカデミーのTouchDesigner講座では、その一歩を責任を持ってサポートさせていただきます。とはいえ、私がこの講座で真に伝えたいのは技術ではありません。自分が表現したいものを、まずは自分の手で作ってみる。自分で作ったもので、自分の人生を切り開く。そうしたマインドをみなさんに持ってもらいたい。
みなさんとお会いする日を、私自身楽しみにしています。
川村健一
映像作品を作りたいと考えている方、ミュージシャンの方で映像を使って自己表現を拡大させたいと考えている方など、幅広い方に満足いただける講座になると思いますので是非この機会に受講してみてはいかがでしょうか?
また『オンラインツール活用による作曲法(コーライティング)』の第2回開催が決定しております。
近日中にご紹介できると思いますので、第1回で日程の合わなかった方や、迷っておられたかたはこちらもぜひチェックしてみてください。
TouchDesigner(入門編)の講座詳細は以下からご確認ください。
TouchDesigner (入門編)全6回
【講座概要】
TouchDesigner(タッチデザイナー)とは、カナダのDerivative社が開発した、プロジェクションマッピングやメディアアート、VJ用コントローラーまで、様々な映像や音に関するシステムを簡単に組み上げることができるオーディオビジュアルツール。 タワー・クリエイティブ・アカデミーでは定期講座としては日本初のタッチデザイナー講座を開講。本講座では、座学でのタッチデザイナーの活用方法や事例を学ぶことからスタートし、その後は実際にタッチデザイナーを操作しながら、基本的な操作方法を習得していく。VJとしてフェスやライブにも参加するクリエイティブ・テクノロジストの川村健一氏、美術館やアートフェス、スポーツイベントなど、多方面でビジュアルプロデューサーを務めるTouchDesignerのエヴァンジェリスト・松山周平氏を講師に迎え開講する。
【開催日時】
2018年9月6日(木)~2018年10月11日(木)毎週木曜/19:15~20:45
【会場】東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ株式会社
東京都新宿区下落合1-1-8(東京アニメーションカレッジ専門学校2F)
https://tcpl.jp/about/access.html
【受講料】29,000円(税込 / 全6回)
【定員】30人(最小催行人数有り 10人にて開講)
運営協力:東京コンテンツプロデューサーズ・ラボ株式会社(TCPL)
詳細 / 申込み:https://tcpl.jp/archives/3472
※東京コンテンツプロデューサーズ・ラボのサイトへ遷移します。