こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

トップ > G8とダルフール

掲載: 2007年06月08日 13:31

更新: 2007年06月08日 13:31

文/  タワエコ



皆さんもご存知の通り今回のG8では地球温暖化対策が共通の認識となり、昨日他の分野では対立が目立つG8首脳の間で唯一温暖化対策については目標合意が成立した。

同じ日、TVではアフリカのダルフールでの民族間対立で数百万人の虐殺と溢れかえる難民キャンプのニュースが。

実は、これも地球の温暖化と無関係ではないという。もともと、遊牧民系のアラブ系住民と農耕系のイスラム系住民が共存していたこのエリア。温暖化によるサハラ砂漠の拡大で牧草地を奪われた遊牧民系の部族が南下してきたことや、アフリカの資源を巡る他国の思惑が複雑に入り混じって起こっている。

温暖化は、現在文化的に平和に暮らしている我々よりも、もっと貧しくて弱い立場の人たちを現実的に苦しめ始めている。これからは、天候の変化による食糧危機などの形で我々にも影響が出てくるだろう。

NO SENSE,NO PEACE. これはタワエコの以前のキャンペーンスローガン。目の前の事を正確に理解したら、そこからイメージを広げる事も大切。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
https://tower.jp/blog/tower-eco/2007/06/40494?tb
(トラックバックは記事投稿者が公開するまで表示されません。)

この記事へのトラックバック一覧です:

月別アーカイブ