もちろん、本日の主な出来事と言えば4/19,20に代々木公園で開催されるEARTH DAY TOKYOの記者会見なのですが、それは別のタワエコスタッフに任せて……

昨日の続きです。思い切りかいつまんで…となりますが。

■柏木孝夫さん(東京工業大学総合研究員教授)

柏木さんは、国際連合IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の日本代表筆者でもあるので、この会の現状?をとても紳士的に理解されてパワポも使わず講演してました(笑)

その内容は、現在世界では森林や海が吸収するCO2の量の2倍が排出されている。そこから「COOL EARTH 50」というテーマが生まれ、2050年までに先進国で60-70%の排出削減が必要。ポスト京都に向け、そのためには
?アメリカ、中国などのメジャーCO2排出国の参加
?国の現状に合わせた参加
?経済と環境のバランスをとった取り組み
が必要と。日本もタフな外交交渉が必要な時代。

ちなみに身近なことでは、企業の電力やCO2排出はさほど伸びておらず、もっとも伸びている家庭内の電力消費においては、暖房27%、冷房2%、給湯など生活関連28%、TV等の電子機器37%との事。　みなさん、ウォームビズが以外に大切です!! との事。


■茂木健一郎さん(脳科学者)

21世紀に大切なことは多様性。多様性こそ持続可能性と比例する。これからの時代は「複雑系の制御」がテーマ。多様性を保ちつつ制御すること。「biodiversity」

そして、「Open-endedness」＝決まった方向を持たず終わりなく進化することが、多様性につながるという話をしつつ、なぜか「ドーパミン学習法」なる頭のよくなる方法まで伝授してくれました(笑)

ま、なんと言ってもgreen powerの国際会議だと思っていらしたので……しつこいですか。



ま、難しい言葉は皆さん検索して確認を!!

そして、本日のメインイベントEARTH DAY TOKYOの記者会見レポートは他のタワエコスタッフにお任せします。　

ただ、会場で最後に述べられていたのは、「環境や平和についてのメッセージをいかにして伝えていくか、本当に真剣に考えなければならない時代」だと。　GREEN POWER CAMPAIGNに一番必要だったことも実はそーゆー事なわけと言うことですな。