トップ > 北京オリンピックも終わり
いよいよ本日で北京オリンピックも終わるそうで…実は、ほとんど見ておりません。ま、FES.の出張などと重なっていたという理由もあるのですが。
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オリンピックも終盤になって最近特にTV番組などで語られ始めた"オリンピックの問題点"。いわゆる「商業主義」と「スポーツとしての精神性」のダブルスタンダード。"感動は金(キンじゃなくてカネね)になる"と言ったかつてのアメリカのオリンピック関係者もいましたが…。
TV放映権に左右される競技時間とか、富める国に帰化した選手の活躍とか、過剰な国威高揚とか……。ただ、自分が東北の田舎の公立高校で高校野球をやっていた25年以上前からそんなものはありました。試合の相手の私立高校の選手は全員関西弁(野球留学ってやつですね)。県立球場より立派な施設に宿泊所生活、不祥事があってももみ消され、一方で"文武両道"とかいって後輩へのシゴキ?で処分される公立高校があったり…ま、そんな身近なダブルスタンダードを身をもって体験しているので未だに高校野球には興味がないのと同様、オリンピックにもさほど興味がないというだけなのですが。
ま、スポーツに限らず音楽にも同様なジレンマはあるわけで。音楽の世界は、こんなシラケた世界にしたくないと日々思うわけでありますが(笑) あくまでも、一般論ではなく個人的な意見として。
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もう一つ、最近もちきり?の話題の一つが「オリンピック後の中国」。中国バブルの崩壊や貧富の差とか、民族・人権問題とか、環境の問題とか…。そして、それらが世界とどう連鎖していくか。
以前からこのブログでも紹介しているドキュメンタリー映画「いまここにある風景」。東京での公開はひとまずもうすぐ終了との事です。もちろん中国が撮影場所ではありますが、内容はグローバリズムのジレンマ的なもの。オリンピックのおかげで??、注目されている中国が題材になっていると言うこともあり、ほんとに今見ておくべきドキュメンタリーだと思います。
まだの方、夏休みの終わりに是非。
※ちなみに、最終週?には映画館でタワエコのノベルティのプレゼントもあるとかないとか。詳細は右のバナー →→→ のHPから。
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