地球上には、科学的に明らかにされている生物種が約175万種、未知のものも含めると3,000万種の生物がいるらしいです。今年の10月名古屋で開催される「生物多様性条約第10回締約国会議」（COP10)、開催国が日本ということでマークは、

こんな感じに折り紙がモチーフ。

そもそもこの「生物多様性」とは、「種」と「生態系」と「遺伝子」の多様性の総称で、数え切れないほどの生物種が、それぞれの環境に応じた相互の関係を築きながら生態系と地球環境を作っている事。ただ、この多様性、今のままを維持していく事が大事だと思われがちですが、実は、｢進化」や｢絶滅」する事も含む概念で、競争や共生など生物同士の自然な相互関係で、自由に進化・絶滅していくダイナミズムが確保されてこそ、生物多様性の保全につながるということみたいです…。

と言っても、ほっとけばいいと言う事ではありません。当たり前ですが…、要するに"健全な生態系"って何なんだ? を考える必要があると言う事ですね。

.

一方で、人間界!? 過去の成功体験が通用しなくなって、思考や行動の大改革だっ!! みたいな記事が年始の雑誌でも特集されて、最近ではこんな事を"変態"というらしいです。みんなで変態しよう!!みたいな…。変態って!?!?!? 昔ならヘンタイなんて言われたらタイヘンだったですけど…すみません。

これ、人間界というより"経済界"!?と言う事ですかね。では、健全な"経済状態"とは。　80年代以降、投資効果の低い公共事業に巨額の財政投資　→　各企業の競争力の強化が社会全体の生産性向上になるとの考えが、結局社会全体としての経済成長につながらなかった　→　それでは過去の失敗を繰り返さない経済運営における「健全な経済態系」は…。

多分ここら辺に人間特有の"考える力"や"感じる力"というか、いわゆる"モラル"とか"道徳"とかと言う概念が必要になってくるんでしょうけど。そして、ここにこそ、何か"音楽"が関わる部分が!! と思うお正月なのです。もちろん、答えはずっと考え中ですが…。