こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

トップ > エネルギーベストミックス!? エネルギーセキュリティ!?

カテゴリ : News / Topic 

掲載: 2010年03月01日 14:53

更新: 2010年03月01日 20:17

文/  班長

3月、という事でタワーレコードも新しい期になりました。まずは、もうすぐ春なのでチューリップ畑の写真でもどーでしょう。

さて、世界ではチリでまた大地震が起きたりしていますが、地震国日本にいると他人事ではなく。

その日本では、オリンピックの陰で?、こっそり環境省が原発の容認発言(そもそも民主党はそういう方針だったですが)、新しい原発を東北に4基作る予定とか、事故で14年も止まったままの高速増殖炉"もんじゅ"が来月にも運転再開か!?というニュースが。ちなみに、今までもんじゅには9千億円が使われております…。そして、このもんじゅも、青森の六ヶ所村の核燃料再処理工場と同じく、"増殖炉"としてより、そこで燃やされる物、つまり"高レベル核廃棄物"を燃やすという新燃料の開発的意味が強いわけです。

なぜチリの地震の後にこんな話かというと、世界の地震の10%が日本で起きているという事実があるから。(しかも、六ヶ所村の施設の下には活断層が見つかっております。) 、核燃料の扱いはもとより、大体原発の耐震構造含めホントに大丈夫なのでしょうか? 新潟の原発近くで起きた地震の情報の隠蔽、東京、関西電力での検査データの改ざ…、こんな事言い出すと、すぐ「感情的な意見だ!!日本の国力維持の為には、原子力も含めて考えるのがエネルギーベストミックスで、エネルギーセキュリティーでもある!!」とか言う人いるんですよね。ま、その通り感情的!?生理的!?なところもあるんですよ、ぶっちゃけ。逆に、理性的に判断できるような情報が開示されてないんですから、しょうがないでしょ、と言ってやりたい。そして、そんなに安全なら、お役所や推進派の方々の家の近くに作ればいいでしょ、と。ちなみに、もんじゅは14年前に40%出力で試験運転中に事故を起こし、設計手法の妥当性を評価するデータさえまだないという状況…ですよね。

そもそも、エネルギーは経済活動に伴って必要とされるもの。であるとすると、今までの様な経済活動を前提に考えるんじゃなくて、もっと大切なライフスタイル的な物も含めてベストミックスや、セキュリティを考える必要があるんじゃないでしょうか!?

そういうことこそ、政治が主導すべき事なんじゃないでしょうか。

残念ながら、日本でもいつかは地震(大きさは別にして)が起こるわけなので。

※なんていっていたら、立て続けにこんなニュース「国内2例目のプルサーマル発電に向け、四国電力は1日午後、伊方原発3号機(愛媛県伊方町、加圧水型、出力89万キロワット)の原子炉を起動。」、「国と電力各社が進めるプルサーマル計画について、福島県の佐藤雄平知事は16日の県議会本会議で、東京電力福島第1原発3号機(同県大熊町)での導入を条件付きで認める意向を表明した。地元了解に向けた受け入れ表明は全国8例目で、東電では初めて。」何か、原発の動きが加速してます。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
https://tower.jp/blog/tower-eco/2010/03/3423?tb
(トラックバックは記事投稿者が公開するまで表示されません。)

この記事へのトラックバック一覧です:

月別アーカイブ