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カテゴリ : Earth Day Tokyo 

掲載: 2010年03月05日 13:31

更新: 2018年08月07日 05:32

文/  亀仙人

昨日行われたEarth Day Tokyo 2010の記者発表の模様をレポート!

ゲストは一人目はアースデイ東京実行委員長のC.W.ニコルさんです。(お隣は進行役のシキタさん)



タワエコスタッフが会場に到着すると、威勢のいい掛け声の中、ニコルさんがお餅つきの最中でした!ニコルさんは、ご挨拶の中でイギリスのチャールズ皇太子と親睦を深められた話をご紹介。有機農業を提唱し、食料自給率を高められた皇太子ご自身も畑仕事をよくされるようで、ニコルさん曰く「彼の手はゴツい」!

次は女優の水野美紀さん。



水野さんはご自身が立ち上げたブランド「THIRD FACTORY」の中でコーヒーの生豆が入っていた麻袋を加工したエコバッグを制作。
実生活では、中島デコさんが運営するブラウンズフィールドで自給自足の生活を、畑を耕す段階から体験し、自分で作ったお米や野菜を食べる喜びを知ったという。水野さんは農作業を通じて「頭の中の余計なノイズが取り払われた」ともお話していました。今後アースデイの発行するフリーペーパーに水野さんのインタビューも掲載される予定。

続いてNPO法人ガイア・イニシアチブ代表理事の野中ともよさん。



野中さんはアースデイ会場の代々木公園の隣、明治神宮で行われる「アースデイ いのちの森 2010」に参加。地球に生かせていただいているという感謝の気持ちを込めて音楽や踊り、子供たちの描く絵画などを、神宮という場から「奉納」をテーマに開催するという。

最後は歌手の加藤登紀子さん。



加藤さんはアースデイコンサートに参加。NTT東日本の社員で構成されているNTT東日本東京吹奏楽団の活動が、週1回の練習に対し年に1回の披露の場がないということで当日加藤さんのステージにボランティアで出演することが決定!理事を務める鴨川自然王国は、有機野菜の販売などでアースデイに出店します。

歌手になって2~3年はいつやめようかということを考えていた加藤さん。歌が仕事で歌わない時間がオフだったのが、子供ができたのをきっかけに、歌うときが最高のオフだということに気づいたという。
この日は4/21に発売される新曲「君が生まれたあの日」を披露。加藤さんが生きてきた経験が消えつつある。過去を若い人に伝え、未来につなぐことをテーマに作られた一曲です。

「つまづいても歩いていってください。」 歌い終えて発した一言がとても印象的でした。

今年のアースデイのテーマの一つ「農」の一環でイベント内食料自給率の向上を呼びかけ、①開墾から手がけたもち米、②種まきからはじめた大豆・味噌、③原料になる米作りからはじめた日本酒の3つの自給チャレンジを実施。

記者発表の会場ではきな粉と味噌のお餅が来場者に振る舞われました。



味噌は本来各家庭で作られていたもの。手作業のため、手についた菌が発酵を促し、その菌が体にいい働きをするそうです。日本酒も同様で、生命力があるお酒がうまれるという。

日本酒のラベルに書かれた「土」という書は加藤登紀子さん直筆のもの。当初「愛と平和」みたいなことを書いてと頼まれたが、文字で「愛と平和」と書いても意味がない!それよりも、自分の暮らしが地球に対してプラスマイナスゼロであるように、「土」に祈りを込めてこの名前をつけられたそうです。納得!
ラベルの和紙もコウゾという昔ながらの原料で漉いたもの。

この日本酒の蔵元・寺田本家の方が登場し、仕込み唄を披露。



昔から歌い継がれてきたこの唄は、その昔時計が無かったので時間を計るためと、みんなの気を合わせるために歌ったとされる。この唄はこちらでもご覧いただけます。

イベントの成功を願って、祝い酒の鏡開き!そして乾杯!味見をした野中さんは「香りがいい」と絶賛していました。



この日本酒、会場を出る際にお土産として配られました。



最後は記念撮影で終了。イベント当日が待ち遠しいですね。



Earth Day Tokyo 2010、開催は4月17日(土)18日(日)場所は代々木公園です。

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