先週末は、タワエコブログではよく名前を聞く方も多いと思いますが、鎌仲ひとみ監督の新しいドキュメンタリー「ミツバチの羽音と地球の回転」の試写と、関連で行われたShingO2のライブに行ってきました。

映画のタイトルから内容が想像しづらいのが???とは思いますが…、映画は瀬戸内海に日本で最後の新規立地といわれて建設されようとしている原発について、地元住民の運動の事や、海外の新しいエネルギー政索を紹介しつつ、日本のエネルギー政策の中で、当たり前と思われていること(伝えられている事)が、本当にそうなのかを考えさせられる内容。

原発の安全性はもとより、本当に環境にいいのか(CO2を出さないとか)、本当にコストが安いのか、運営している企業の体制や体質は、建設を進める手続きは適正なのか、そもそもエネルギーがそんなに必要なのか??????????いろいろな事がオープンでフェアに進められているのか。

このドキュメンタリーで伝えている事の一つ、原発に関する事も、昨今巷で話題の同業他社の店舗閉店にまつわり、CD不況だとか、若者の音楽離れだとか、または、政治とカネだとか、説明責任だとか、ま、便利な言葉で何でも簡単且つ(意図的に?)センセーショナルにしたがる人達に乗せられて、いつの間にか本当のことを見えなくされて、知っているつもりにさせられてしまう我々の悪い癖?にちょっと似ていて気をつけないと。

LIVEの方は、生バンド?オーケストラ?＋ShingO2という贅沢な物で、最近聴いたLIVEの中でも1,2位良かったです。今年残念ながら事故でなくなったNujabesとShingO2の曲も2曲位やっていたし。ShingO2はSTOP ROKKASHOの坂本龍一さんが行っていた活動でも曲をクリエイティブ・コモンズで参加していたり、ミュージシャンという立場というより、個人として自分の立場を表明するという、やれそうでやれない事をきちんとやっているところがリスペクトできます。

映画の公開はまだ未定ですが、随時試写会などが全国で行われるそうなので、是非サイトを確認してみてください。ShingO2が制作したサントラも秋?メドでリリースされる予定との事。もちろん内容はかなり良かったです。こちらも是非。

http://888earth.net