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トップ > "黒い歌謡曲"近田春夫+リリー・フランキー & 海賊電子書籍とZINE

カテゴリ : News / Topic 

掲載: 2010年12月14日 13:00

更新: 2010年12月14日 15:00

文/  班長

以前からCLUB KING"ART SCHOOL"の一授業!?として紹介している近田春夫さんの丸テーブルセッションですが、明日12/15(水)18:30 open/19:30 start で久しぶりに行われるのでお知らせ。

Inter-FMで放送されているPIRATE RADIOの収録を兼ねて行われるこのトークイベント。今回は、リリー・フランキーさんに加え、DJに常盤響さん、はせはじむさん、LIVEでなかの綾さん、ロベルト杉浦さんというこゆ~いメンツとなっております。

http://www.clubking.com/topics/archives/02event/12155.php

そして、CLUB KINGが発行しているDictionaryも現在配布中。

今回のテーマは「ZINE」という事で、統一の一冊+9種類のZINEが3冊づつセットで3パターン、タワーでは、各店1パターンづついろいろなところに分散して配布しています。(東京だったら、渋谷・新宿・池袋などで別パターンを配布中)

そもそも「ZINE」とは何ぞや??というと、スタートはfan-zine、同人誌。フリーペーパーといえないような、でもチラシでもないような…80年代後半から90年代に、マークゴンザレスの様な西海岸のスケーターたちが、彼らの作りたいもの、写真を撮ったりイラストを描いたり、詩を書いたり、ちょっとした情報を書いたり、そういうものを書いてそのままホッチキスで止めて、自分たちの手で流通させたのが始まり。このZINEがちょっとはやりだしているという事です。

このソーシャルネットワーク全盛の時代に、超アナログなメディアが流行っているというのが、なんか面白いですよね。「zine」はそういうインターネットとも違って、表現したいことをギュッと詰めこんで、そのまま渡すという「手のぬくもり」や「鮮度」や「リアル」なところがおもしろいという事でしょう。

今日のNEWSで、米アップルのソフト配信サイト「アップストア」で村上春樹さんらの小説の海賊版電子書籍が売られていた問題で、日本書籍出版協会(書協)など出版関連4団体は14日、「明白な著作権侵害が横行している」と同社に抗議する声明を出した!! とか、ありましたけど…。 結局はハードを売りたい!?だけの企業にとって、コンテンツの権利とか、コンテンツの中身とか関係ないわけで。これは音楽についても同様に言えますけど。

アップル社「アップストア」におけるデジタル海賊版の問題について(PDFファイル)

個人的には、「百聞は一見にしかず!!」って、今だからこそ自覚的or無自覚的に感じてる人が増えてるんではないかと思います。やっぱり、お店もZINEの様な制作物も、情報の「豊かさ」みたいなものが改めて大切かなと。「豊かさ」っていうのが説明しづらいんですけど、「量」とも違うし、「単に新しい」という事でもないし、ある種の熱量的な物と言いますか。

今回のDictionaryのZINEは、以下3テーマで9種類。

時代へのアンチテーゼというか、挑戦しているところが、相変わらずCLUB KINGはすごいです。是非皆さんも、Dictionaryを手にとって見てください。そして、明日のART SCHOOLへ。

ちなみに、ウェルカムドリンクでウイスキーがサービスされるそうです!!って、もしかしてオレアテニされてるのか…??

 

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