タワーレコード株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長:髙木哲実)では、本年10月10日(金)でオープン10周年を迎えるタワーレコード新宿店のアニバーサリーキャンペーン「TOWER RECORDS SHINJUKU 10TH ANNIVERSARY」のキャンペーンポスターのクリエイティブが世界的な美術家の横尾忠則氏に決定しましたのでお知らせさせていただきます。
タワーレコードが横尾氏とコラボレーションするのは、実に6年ぶり。2002年7月にタワーレコードのレーベルから発売した立花ハジメ氏のアルバム「The END」のジャケットデザイン以来、2度目となります。
今回のコラボレーションは、本年7月に制作したタワーレコードのコーポレートボイス「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターに「横尾忠則 & 犬式」としてご出演いただいたのをきっかけに実現しました。
この度の新宿店10周年のキャンペーンポスターのデザインは、1969年大島渚監督、横尾忠則主演で制作された「新宿泥棒日記」のポスターをモチーフに、「新宿泥棒日記が2008年によみがえる」をテーマに制作されました。1960-70年代に演劇や美術、文学、音楽などの前衛同士がジャンルを超えて信頼関係を持ち、社会に対して緊張感をもって対峙していた時代の雰囲気を通して、タワーレコード新宿店がオープン以来テーマとしてきた「新しい音楽文化の宿る店」「音楽文化発信」というコンセプトを表現しています。
キャンペーンポスターは、10月上旬より、タワーレコード新宿店店内をはじめ、新宿周辺の音楽、演劇、その他アート関連の店舗や飲食店などで掲出する予定です。また、新宿店では、同じく10月上旬より、横尾忠則さんの関連書籍やアクセサリーなどの展開コーナーを設置し、10周年のキャンペーンならびに新宿をモチーフにしたこのコラボレーションを盛り上げます。
タワーレコードでは、新宿店10周年のキャンペーンを通し、新・旧のあらゆるジャンルのアートが息づくパワー溢れる街“新宿”と、音楽を中心とした様々な文化を応援していきます。
新宿泥棒日記
横尾忠則主演、大島渚監督1969年作品。60年代の新宿文化、新宿の猥雑を背景に「性」をテーマにした映画。紀伊国屋書店を舞台に、紀伊国屋の田辺茂一社長が出演したり、大島渚組佐藤慶が性を語るドキュメント風演出、唐十郎、不破万作など状況劇場の一派が映像に乱入するといった演出で話題になった。
タワーレコード株式会社 広報室 谷河(やがわ)、菅澤
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