タワーレコード株式会社では、株式会社ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化株式会社協力の下、タワーレコードクラシックオリジナル企画盤として高音質に特化した新シリーズ「Definition Series(ディフィニション・シリーズ)」3作品をタワーレコードおよびTOWERmini全店(一部店舗を除く)、タワーレコードオンラインにて5月27日(水)より限定盤として発売します。
Definition(ディフィニション)とは、解像度や鮮明さを表す単語。一般的には、ハイディフィニションの略称で、主にテレビ画面などにおける表示が、高精細・高解像度であることに用いられています。音源についても、ハイレゾ化が進んだ現代の音楽環境から多くのご要望に応えるべく、タワーレコードがこれまで発売してきましたオリジナル企画盤の延長として、新たに定義した待望のクラシックシリーズとなります。
今回、その第一弾として発売するのは、アンドレ・クリュイタンス&ベルリン・フィル『ベートーヴェン:交響曲全集(5枚組)』、『ベートーヴェン:序曲集』、『シューベルト:未完成、リスト:前奏曲、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番(ピアノ:タッキーノ)』の3作品。旧EMIレーベルにクリュイタンスとベルリン・フィルが録音したステレオ録音の曲目で、ベートーヴェンの交響曲全集はステレオ録音の全集。
いずれの作品もクラシックファンには人気のある音源にも関わらず、これまで再発売の機会が少なかったため(現在廃盤)、復刻を求めている音楽ファンのご要望に応える形で、名盤として名高いこれらの音源を初SACDし、発売することにしました。マスター・テープに残されていた素晴らしい音楽は、今の時代だからこそより緻密に堪能できるとも言えます。
SACDハイブリッド盤(ディスクにSACD層とCD層が同時に収録されており、SACD専用プレーヤー、通常のCDプレーヤーどちらでも再生可能。)として、高品位な音質で歴史的な名盤をお楽しみいただけます。
また、今回の復刻のために、イギリス本国にあるマスター・テープから96kHz/24bitにデジタル化SACD層用、CD層用、それぞれ別個にマスタリングを実施。マスタリング・エンジニアには、他の高音質レーベルや、これまでにも様々な優秀録音を手掛けてきた、杉本一家氏に担当していただきました。
さらに、CDが収められたケースはデジパック仕様(5枚組BOXも1枚毎にデジパックで収納)。紙質も重量感のある素材を使用し、モノとしてもこだわっています。各ジャケットには、仏盤初出時のオリジナル・ジャケット・デザインを用いており(一部を除く)、復刻盤として価値あるモノづくりを目指しました。
■ Definition Series紹介ページURL http://tower.jp/article/feature_item/2015/04/30/1101
タワーレコード株式会社 広報室 谷河(やがわ)
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